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オクラについて
・学名「Abelmoschus esculentus Moench」・和名 「オクラ」
・原産地「東北アフリカ」
・分類「アオイ科アオイ属」
オクラが、日本に入ってきたのは幕末の頃で、最初はフォク徳のぬめりが好まれなかったといいます。
ビタミンA、B、C、カルシウムやタンパク質も豊富で、夏にもってこいの食材です。
■お役立ちコンテンツ
オクラの上手な栽培方法・育て方オクラを上手に育てるための栽培方法やお役立ち知識などが一括で確認することができます。
【オクラの栽培ポイント】
オクラは暑さと乾燥には強くどんな土壌でも栽培でき、水はけと日当たりのよいことが重要となります。生育が旺盛となって収穫が始まり、収穫期間も長いため、しっかり施肥をします。一般にオクラは収穫が遅れるとかたくなりやすいのですが、丸オクラは莢が大きくなってもやわらかい特性があります。しかしどのオクラでも施肥の全量を元肥にすると、つるぼけとなり花つきが悪くなります。そこで施肥量の3分の2を元肥とし、3分の1を追肥とします。また連作を嫌うので、前作を確認して輪作するようにします。元肥が多すぎたり水はけが悪い場合には、茎葉だけが生長して花つきが悪くなります。施肥量が多いか少ないかは、葉形と花のつく位置で分かります。肥料が多いと葉は大きくて切れ込みが浅く、不足すると葉は小さくて切れ込みが深くなります。また、開花位置より上に開いた葉が3枚以上あれば生育は良好ですが、それより少なくなれば肥料が不足しています。一般に過湿を嫌いますが、莢の生育には水分が必要で、こまめに水をやります。
施肥量が多すぎると丸オクラでも草勢が強くなりすぎて、花芽のつきが悪くなるなどして落花したり、わき芽が伸びやすくなったりします。対策としては、開いた大きい葉を切りとるとともに、マルチをしている場合は外して、土の乾燥を図ります。
丸オクラは直まきに適していますが、育苗した場合には定植が遅れると生育とともに花つきは悪くなります。また2条植えでは株間を20~30㎝程度とし、これより広くとりすぎるとわき芽が伸びやすくなります。