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よくある質問

お客様から、よくいただくご質問をまとめてご紹介しています。
お問い合わせいただく前に、同じような内容がないかご参照ください。

根の周皮(師部)の肥大が、内部(木部)の肥大に伴わないときなどに起こります。生育初期に土壌水分や肥料が不足すると周皮が老化し、生育後期に降雨などで水分が多くなり、急激に肥大をすると多発します。生育初期の乾燥を防ぎ、後期に多湿にならないようにすること、収穫が遅れすぎないことなどに注意してください。

肥大期にストレスがあると変形することがあります。特に多肥栽培や、高温、乾燥等の状況下で起こりやすくなります。

原因として考えられるのは、
(1)耕土が浅い。
ゴボウは、根が地中に入っていく時、耕されていない固い土の層に当たりますと、そこで分岐してしまいます。ゴボウは特に深い耕土での栽培が必要です。
(2)成長点(根先)が肥料などに当たり分岐した。
タネまき直前に肥料を施したり、未熟の牛フンや未熟の堆肥を施しますと、根が伸びていく時肥料に当たり、成長点が分岐します。
施肥は播種の1週間以上前に済ませ、牛フン、鶏フン、堆肥なども完熟のものを施用してください。
施肥直後にタネをまいたり、タネをまいたところの直下に肥料があったり、また、未熟なバーク堆肥や動物フンの堆肥を使いますと分岐の原因となります。
(3)水に浸かって根先の成長点がストップし、成長点が分かれ分岐した。
水はけの良くない水田などでの栽培は、思い切った高畝栽培にしてください。

空洞症とよばれる症状です。
これは、根の生育が伸長から肥大へ移行する時に根の中心部にすき間ができますが、空洞症はその後の生育不具合によって、そのすき間に細胞が十分に充填できなかった場合に発生します。種蒔き後15~30日頃(本葉5~10枚)の高地温、もしくは低地温、乾燥等で起こりやすくなります。またチッソ過剰も空洞症を助長しますので、注意してください。

ダイコンは播種時から低温感応するシードバーナリゼーションタイプになります。種が吸水して芽が出かかった状態以降一定期間低温にあうと花芽ができ、温度の上昇と日長が長くなるとともにトウ立ち、開花します。しかし、一度低温にあたっても、昼間5~6時間ほど25~30℃ぐらいに保つと低温の作用が打ち消されます(デバーナリゼーション)。トウ立ちの対策としては、花芽のできにくい品種を選ぶこと、特に発芽から生育初期にかけてビニールトンネルをかけて温度を保つこと、無理な早まきはしないことが重要です。

生育後期の気温が高く、土壌が乾燥したり、チッソが不足すると発生しやすいです。また収穫遅れでも発生しますので、注意が必要です。ス入りしにくい品種の選択、肥培管理、適期収穫を行ってください。

タマネギを長く貯蔵するためには、貯蔵型の品種を選ぶこと、適度な肥効で栽培すること、適期に収穫し、よく乾燥させてから収穫すること、風通しの良いところで保管することが大事です。

タマネギは苗が一定の大きさになった時、一定の期間低温に当たると花芽分化を起こすグリーンバーナリゼーションタイプの植物です。タネまき時期が早かったり、暖冬で生育が進みすぎた場合、越冬の際、苗が低温に感応し、春の温度上昇とともに花芽が成長してトウ立ちします。また、肥料不足や、極端な乾燥等でストレスがかかると、トウ立ちしやすくなりますので注意が必要です。品種毎の播種適期と、追肥の時期をしっかり守って栽培してください。

品種によって発生度が変わりますが、種まきが早かったり、大苗の定植をすることで、生育が旺盛な時に発生しやすくなります。適期の播種、適期苗の定植を心がけてください。

岐根になる理由として、生育初期の過湿による根痛みが考えられます。畝立てして排水を良くします。また、センチュウによる害、主根の直下に礫や化学肥料、未熟堆肥等が多くある時、作土が浅く下の層が固い場合等が考えられます。

次のような原因が考えられます。
(1)ニンジンの色の主成分はカロチンで、この色素の生成温度は生育適温よりやや低く16~20℃です。そのため低温では着色が悪くなり、12℃以下の低温では着色が著しく阻害されます。また25℃以上になるとカロチンの生成が阻害されるため色ぼけとなります。 (2)土壌水分は多湿状態よりも乾燥気味のほうがカロチン含量は多くなります。根の肥大が良好で、カロチン含量も多くなるには、70%内外の土壌水分が最適です。 (3)窒素や加里の不足は概して色沢不良となり、燐酸の過剰な施肥は色を淡くする傾向があります。

虫の害か病気か判断が必要です。
根先や株元が噛み切られていたらコガネムシの幼虫やヨトウムシの食害です。
根先が枯れたり株元がくびれたりして枯れてくるのは立ち枯れ性の病害です。
害虫は作付け前に草を茂らせていると虫が残って食害が激しくなります。
また作付け直前に堆肥を施すとコガネムシの害が多い場合があります。
立ち枯れ病は原因の菌は何種類か考えられますが、未熟堆肥等で病害菌が多かったり、排水不良等が原因として考えられます。
原因は、
(1)立枯れを起こす菌が高密度にいる土である。 (2)水のやり過ぎ。水は土の表面が乾いてからタップリ与えるのが基本。やり過ぎると根が傷み、枯れる原因となります。 (3)昼間や夕方の水やり。 (4)肥料あたり。 などです。

九条ネギは高温になると地上部の成長が衰え、根元が太ります。これは不良環境に対するネギの防御反応で、秋の適温下になるまで続きます。干しネギ栽培はこれを人為的に早めて、秋の適温期に速やかに成長させて早く収穫しようという栽培方法です。8月上旬にネギを掘り上げ2~3日地干しした後、ハサ掛けして 2~3週間乾燥させます。その後、株元から15cmぐらい残して葉先を切り取り、枯葉を除いて、8月下旬~9月上旬、に10~15cm間隔で1ヵ所3~4本で植え付けると、10月ごろから収穫が始まります。

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