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よくある質問

お客様から、よくいただくご質問をまとめてご紹介しています。
お問い合わせいただく前に、同じような内容がないかご参照ください。

一般地でしたら播種は3月中旬以降で可能ですが、発芽適温は20~25℃ですので、状況によってはトンネルなどで温度を確保していただくことが必要です。畝にバラ播きし、発芽後は密生したところを間引いて、本葉2枚ごろから追肥を施します。その後は、草丈10cmくらいから収穫ができます。
家庭菜園では、主枝や側枝が10~15cmくらいに伸びたら下葉を残して摘み取る方法がおすすめです。

カリフラワーの花蕾(からい)に直射日光が当たると黄化してしまうことがあります。花蕾(からい)が見え始めた頃に外葉を折り曲げて花蕾にかぶせたり、外葉を束ねて花蕾の上で縛り、黄化を防ぎます。

芯になんらかの障害を受けたか、もしくは元肥のチッソ肥料が多すぎた場合にワキメが出ることがあります。虫害や、肥培管理に注意してください。

キャベツは、株の大きさが一定以上の状態で低温に当たると花芽ができます。一度花芽ができてしまうとその後は葉枚数が増加しないため、結球しないので収穫ができなくなります。低温に感応する株の大きさは品種によって異なりますので、必ず播種適期を守って栽培してください。

サボイエースは作りやすいチリメンキャベツです。適期栽培(中間地で7月中~下旬播種、8月下旬~9月始め定植)で、定植後約80日で1.6kgに太る中生種です。
普通のキャベツより暑さや多湿を嫌いますので、高温期の育苗は丁寧に行います。特に過湿に注意してください。
寒冷紗のトンネルやビニール雨除けで幼苗を強い雨から守って、根張りの良い苗作りを心掛けてください。
育ち遅れの苗は定植しないでください。

三重県で8月末以降にまくサワー系のキャベツは、9月下旬~10月まきの秋蒔き極早生二号、味春、春波、春ひかり七号などがお勧めです。
夏まきで冬どりのサワー系キャベツは、8月播種では、春波、輝岬がお勧めです。

4月末までタネまきは充分可能です。
しかし、定植後の生育時期が梅雨時期で、高温多湿時期となりますので、栽培時期としてはかなり難しい時期となります。
虫害防止に努めて、圃場の水はけを良くしてください。
害虫の発生が多い時期なので、食害を受けた部分から軟腐病が入りやすく、チッソ肥料の効き過ぎもこの病気を助長しますので注意が必要です。

ツルムラサキにはツルのでるタイプとツルの出ないタイプ、緑茎と赤茎などいろいろなタイプがあります。
タキイで販売しているのは緑茎でツルの伸びるタイプですので、現在50~60cmまで伸びているようでしたら、1.5~2m位の支柱を立てて、何カ所か結んで、倒れないようにしてください。
潅水代わりに液肥を1週間~10日位おきに与えると、わき芽がどんどん出てきます。
ツルムラサキは若い茎の先と葉(20~25cmくらい)を摘んで収穫します。
摘んだ後茎に残った葉の付け根からわき芽が伸びてきますので、またそれが伸びて20~25cmくらいになったら摘んで収穫します。これを繰り返します。
なお、ツルムラサキは乾燥に強くありません。敷わらやマルチ栽培が有効です。

ハクサイは、タネをまいて発芽直後から寒さにあたると、いつでも花芽ができ、トウが立つ性質をもっています。
品種によって寒さ(低温)に影響される程度に違いがありますが、サラダハクサイは少々の寒さでもトウ立ちを起こします。
なので、サラダハクサイの説明には「一般地、暖地の6~7月蒔きに適します」と表記してあります。
作物は適期でのタネまきが基本ですので、それ以外の時期にタネまきされますと、思わぬ失敗につながってしまいます。
タネ袋などに記載されている栽培適期を確認してから、タネはまいてください。

ハクサイの生育適温期に外葉が十分できず結球葉枚数を確保できなかった場合、しっかり結球できないことがあります。タネまきの時期が遅れることが無いように注意しましょう。また、老化苗の定植や、根がうまく伸びないような環境下では生育遅れが生じますので、注意が必要です。また、結球開始期に肥料が不足すると結球に必要な葉枚数、大きさが確保できずに小さかったり、ゆるい結球となってしまいますので、本葉8枚頃に即効性の追肥を行なうなど、肥料切れがおこらないようにしてください。

一般にゴマ症と呼ばれる生理障害の一つで、窒素の多施用、肥効の遅れ、株の老化等で発生することがあります。チッソ肥料の減肥、土壌の改善、適期収穫等の総合的防除が必要です。

ブラウンビーンズと言い、生育後半の花蕾(からい)肥大期に高温、乾燥の条件が加わると生じることがあります。

側枝の発生は高温や乾燥の影響で、初期に株がストレスを受け、スムーズに生育が進まない場合に起こります。

ブロッコリーはキャベツと比較して根張りが弱く、耐湿・ 耐乾・耐寒性に劣ります。夏まきの場合、播種直後から発芽が揃うまでは 適湿を保ち、遮光するなど乾燥防止に努めます。

ブロッコリーの花蕾の形成には低温が必要で、早生品種ほど比較的高い気温でも安定して花芽が分化してきます。
なので、極早生、早生品種は高冷地や冷涼地の夏どり栽培、一般地の秋どり栽培に使われます。
一方、中生~晩生品種は、花芽の形成に安定した低温が必要です。
なので、晩生品種を低温に当てないでハウス等で栽培したり、早まき(平坦地の7月上旬~中旬まきや暖地の7月~8月上旬まき)して高温時期に花芽分化時期を迎えますと、花芽の分化がスムーズにいかず、花蕾(からい)粒が大きかったり、全体の形がボコボコした形状の悪い花蕾(からい)となります。
栽培場所と品種の選定、タネまきの適期を把握して栽培することが大切です。

ホウレンソウがトウ立ちする基本的な条件は、日長の長日条件によりますが、幼苗期の低温や乾燥などのストレスでも促進されます。春~夏の長日期の播種には晩抽性の品種を選ぶようにしてください。また街灯などの夜間照明にも感応することがありますので、注意してください。

ミズナの生育適温は15~25℃です。花芽分化はハクサイと同じシードバーナリゼーション型で、播種直後から低温に感応して花芽分化を起こします。大体、早生品種では10℃以下で40日、晩生種では5℃以下50日程で花芽分化し、その後の気温上昇で抽苔してしまいます。

ミズナ、ミブナは品種により早晩性で多少の差はありますが、播種して双葉が展開した時点で低温(13℃以下)にあいますと花芽が分化し、その後の気温の上昇と長日でトウが立ちます。
従いまして、ハウス栽培が必要で、播種するまでに十分な地温の確保や播種後の最低温度が13℃より下がらないよう暖房機による加温が必要です。
また、日中は25℃以上にならないように換気をしてください。

モロヘイヤの種子には強い毒性があり、牛が食べて中毒死した事例がありますので、花やつぼみ、種子は絶対に食べないでください。花芽は短日条件により形成され、本州では9月始めごろから開花・結実しますので、この頃からの収穫は注意してください。

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