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クリスマスローズ
クリスマスローズはクリスマスのころには開花するとしてこの名前がありますが、開花期は1月~3月と言われています。クリスマスローズの原産地はヨーロッパ中部から西アジアで寒さに強いのが特徴です。クリスマスローズの品種
主な品種は淡イエローの細かく波打つ花弁が幾重にも重なり、華やかな印象の多弁咲きの「ムーンプリマドレス」、純白花弁が幾重にも重なる多弁咲き花の「多弁ダブルホワイ、中国の幻の原種を、タネから日本の気候で育て上げた日本育ちの実生苗「チベタヌス 甘粛省」があります。【クリスマスローズの栽培ポイント】
<植え付けの場所> クリスマスローズは寒さに強い植物ですが、日本の夏の暑さは苦手です。 そのため落葉樹の下など、10月~翌年の5月までは十分に陽があたり、その他の季節は半日陰になるような場所が植え付けに最適です。 夏の間直射日光、とくに西日が当たる場所は避けてください。 雨水がたまりやすい場所は根腐れを起こしやすいので避けましょう。<水やり>
クリスマスローズ栽培の一番多い失敗例は、水のやり過ぎで株を腐らせてしまうこと。 クリスマスローズは比較的乾燥に強い植物です。地植えの場合はあまり注意することはありません。土が乾いたら水を与えましょう。鉢栽培の場合には、基本的に表土が乾いたらたっぷりと水を与えますが、水切れ・過湿の両方に気を配り、機械的にではなく土や葉の様子を見ながら水やりをすることが重要です。 水やりの時間は、夏場は気温が落ち着いた夕方、秋から春にかけては晴れた日の午前中が最適です。
<肥料>
9~4月にかけてクリスマスローズは活発に生長しますので、この時期に肥料を与えます 鉢植えの場合は、年1回の植え替えの時にしっかりと元肥えを施し、その後は2ヶ月に1回程度追肥として、置肥を与えます。 地植えの場合、植え付け時にしっかり元肥を施しておけば、秋に一度緩効性化成肥料や有機肥料を施すだけで十分です。 5~8月になり気温が高くなってくるとクリスマスローズは半休眠に入りますので、その時期には肥料を与えないようにしましょう。