酸味が少なくあっさりしておいしい。超極早生の豊産種。10号鉢以上なら鉢植えにもできる。
※関東以北でも温暖な地域では露地栽培もできます。

結実性がよく、たくさん実がなる。早生温州の代表的な品種。
※関東以北でも温暖な地域では露地栽培もできます。

「宮川早生」の枝変わり品種。果皮、果肉ともに濃橙色で、非常に濃厚な味でおいしい。外観の色から「金時ミカン」とも呼ばれる。

樹勢が強いため、果樹栽培初心者の方におすすめ。甘酸バランスがよく濃厚な食味。「宮川早生」とカラタチの交配種。

甘みと酸味のバランスがよい濃厚な味が楽しめる。「興津早生」の枝代わり品種。収穫量も多い。
※関東以北でも温暖な地域では露地栽培もできます。

「興津早生」の枝変わり品種。温州ミカンにしては樹勢が強い。果汁が多く、酸味が少ないのが特徴。

とろけるような食感で人気の高品質種。糖度も高く、小袋がやわらかくおいしい。

小袋が薄く甘くて食べやすい。普通温州より選抜された豊産性優良種。

高糖度で皮もむきやすい。樹勢が強く毎年よく結実する。

果肉はやわらかく多汁でとても食味がよい。温州ミカンの中でも甘みの強い晩生種の代表的品種。3月ごろまで貯蔵できる。
※関東以北でも温暖な地域では露地栽培もできます。

果肉はやわらかく香りもよく、高糖度で果汁の多い濃厚な味。「清見×興津早生」と「アンコール」の交配種。樹姿はやや直立。
※関東以北でも温暖な地域では露地栽培もできます。

樹勢が弱いため流通数はわずかだが、その食味はすばらしい。小袋は極めて薄く、果肉はやわらかくて果汁が多く大変おいしい。摘果の際は葉20～30枚に1果を目安にする。

和製グレープフルーツとも呼ばれる香り高い大型の果実。苦みが少なくさっぱりとし、とてもジューシー。

「日向夏」の自然交雑種で、酸味少なく爽やかな甘味が特徴。親の「日向夏」自体が偶発種といわれるため「奇跡のみかん」ともいわれる。

ポンカンの香りがあり美味。小袋は果汁がこぼれず食べやすい。「清見」×「ポンカンＦ-2432」交配種。

果肉はやわらかくジューシーで風味のよい人気品種。「宮川早生」と「トロビタオレンジ」の交配種で日本初のタンゴール。

糖度が非常に高く、食味が優れる。橙色の果皮は滑らかで薄く、むきやすいのも特長。「興津46号」と「はるみ」の交配種。

果皮・果肉ともに赤みが強く、紫や黒に近い色になることも多い。糖度も高く味わい深い。ブラッドオレンジの中では早生品種。

ジューシーで高糖度。小袋は薄くて食べやすく、香りもよい。

ミカンのような甘みとオレンジのような香りの独特の風味で、食味がよい。タネがほとんどなく、皮は手で簡単にむけるので食べやすい。「清見×オセオラ」と「宮川早生」の交配種。

11月下旬に成熟する早生品種。栽培上、目立つ欠点もなく作りやすい。赤橙色の果皮で浮皮にならず美しい外観。糖度が高く酸味は少なく、食味に優れる。

ジューシーで糖度が高く濃厚な味。収穫は1月だが、12月下旬ごろより着色のよいものから収穫可能。「紅甘夏」など甘夏と混植するとより実つきがよくなる。樹姿はやや直立。

果肉はやわらかく、従来の甘夏に比べ淡く赤みがかる。甘みの強いジューシーな味わいでおいしい。

早い時期から糖度が上がるのが特徴で、さわやかな甘味が魅力の豊産種。

皮に苦みがなく、そのまま生で食べられる。タネがほとんどないので食べやすい。

甘みと香りが豊かな大粒で、品質が非常によい。「寧波（にんぽう）キンカン」ともいわれる。

ポンカン特有の芳香と「清見」のジューシーさを併せもつ人気品種。「清見」と「中野3号」の交配種。

独特の芳香をもつ。ポンカンの中ではやや小ぶりの果実だが、糖度が高く濃厚な甘みを楽しめる。

扁球形果。若木でもよく着果し、糖度が高く酸味が少ない大型の果実を数多くつける優良種。

果肉はやわらかく、みずみずしい果汁がたっぷり。酸味は少なく糖度が高い。

別名「カブス」。酸味が強く風味がよいため、十分着色しない10月中旬頃より収穫し、酢の原料としても利用できる。

香り高く、酸味と甘味の調和がとれ濃厚な食味の肉質良好品種。ほぼ球形で果皮が薄く、果皮、肉ともに濃橙色になる。

糖度が高くコクのある赤い果肉が特徴。濃厚な果肉色も食欲をそそるブラッドオレンジ。

グレープフルーツに似た香りで果肉は肉厚。甘酸のバランスがよくおいしい。

果肉はジューシーで酸味が少なく、独特の風味が楽しめる。グレープフルーツのように切らなくても、手で簡単に皮がむけ、手軽に食べられる。

さわやかな香りの果皮は、香水やアロマオイルの原料となる。有名な紅茶「アールグレイ」も本種の精油で香りづけされる。

従来種に比べ糖度が高く、皮もむきやすいのが特長。果肉色の鮮やかな紅橙色はリコピンに由来し、ビタミンAやカルシウムも豊富に含む。貯蔵用に1月から収穫可能だが、樹上で完熟するのは3月ごろ。栄養価が特に優れるかんきつ。

果汁が多く酸味が強い。レモンの中では寒さに強い豊産種。

香りがよく、高品質で収穫量も多い。従来のレモンに比べてトゲが少ない。

大きな果実で果汁も多い、多収性の品種。接ぎ木苗のため植え付けから3～4年で収穫可能。

従来種よりやや小ぶりだが、味・香り・実つきのよいタネなし種。完熟すると酸味が落ち食用に向かないので、果皮が緑のうちに収穫する。