日々のメインスペースで、家族が集まるリビングは、ぜひ観葉植物で居心地のよさを演出したいものです。まずは手軽に置ける小さな観葉植物を飾ってみてはいかが？
そこに集う人の視線が向きやすい場所に置くと、植物の存在をよりアピールできます。
例えば、ソファー横のローテーブルには低めのグリーンを。また、テレビの横に小さめのチェアを配し観葉植物を置けば、視線が向くこと間違いなしです。棚があれば上段に下垂するタイプの植物をぜひ置いてみてください。つるの美しい流れが楽しめます。3段ラックなどを利用して、お気に入りの植物を複数並べると、すてきなグリーンコーナーができますよ。

● おすすめのグリーン

リビングのローテーブルに置くなら草丈が低めのグリーンを

• ピレア
• マドカズラ
• モンステラ

小さなチェアの上に置くならツリータイプのグリーンを

• ドラセナ
• エバーフレッシュ
• パキラ
• シマトネリコ
• コルジリネ
• ガジュマル

棚の中段、上段に置くなら、下垂するタイプのグリーンを

• ポトス
• トラディスカンチア

調理道具や食材など、物が多いキッチンにこそ、ぜひグリーンを飾ってみてください。グリーンに視線が集まることで、ごちゃつきが気にならなくなります。例えば、リビングとの仕切りにあるキッチンカウンターにグリーンを置けば、キッチン、リビング、どちらからも眺めることができます。こんな場合は、ふんわりボリューム感のあるグリーンが目にとまりやすくおすすめ。明るい葉色で軽快な雰囲気にするのもgood！ ハイドロカルチャーを使用すれば土飛びの心配もなく、清潔感を保てます。カフェオレボウルなど深さのある器、しゃれた色合いの空き缶を鉢カバーにすると楽しげな雰囲気になります。

● おすすめのグリーン

• アジアンタム
• ネフロレピス・ダッフィー
• コーヒー
• ピレア

食事をすると同時に家族の語らいの場でもあるダイニングテーブルにグリーンがあると、心がなごむことでしょう。テーブルの端に小さなマットを敷いて観葉植物の置き場にするのもおすすめです。隣に小さな花アレンジを飾れば季節感も味わえます。食器や雑貨を鉢カバーに利用すると、さらにしゃれた雰囲気が楽しめます。

● おすすめのグリーン

• カラテア
• ピレア
• ヒポエステス

家族だけでなく、お客様も出迎える玄関は、いつもさわやかに演出してたいもの。フレッシュ感のあるグリーンが一鉢あるだけで、みずみずしさが感じられて心地よい気分になれます。奥行きが浅いシューズボックスの上には、葉が放射状に広がらないタイプのグリーンを、床に置くならスマートに立ち上がるタイプを選ぶとよいでしょう。高さのある鉢ラックを利用して下垂するタイプを飾るのもすてきですよ。特におすすめなのはサンセベリアで、マイナスイオンを発生させるとされ、空気を清浄化する作用があるといわれています。

● おすすめのグリーン

• サンセベリア
• シマトネリコ
• ポリシャス
• シンゴニウム
• フィカス

お湯に浸って一日の疲れをゆっくりとりたいバスルーム。そこにフレッシュなグリーンがあれば、さらにリラックス効果が増すことでしょう。窓があって光が届くバスルームはグリーンにとっても快適空間。窓がない場合も週に2〜3回、昼間に明るい場所に移動して日光浴させれば大丈夫。湿気を好む性質のグリーンを選ぶのがポイントです。

● おすすめのグリーン

• アジアンタム
• ネフロレピス・ダッフィー