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室内園芸(インドア園芸)におすすめの品種をご紹介!室内ガーデニング

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室内園芸(インドア園芸)におすすめの品種をご紹介!室内ガーデニング

最近はLEDなど道具類や材料も充実し、太陽の光が差さない室内でも植物を育て、花を楽しむことが身近になってきました。コンパクトに作れて長期間楽しめるだけでなく、庭づくりほど労力がかからず、天候などに左右されないのもおすすめなポイント。そんなインドア園芸を気軽に始めてみませんか?

陶 武利

すえ武利たけとし

1972年大阪生まれ。筑波大学大学院修了後、アクアリウム資材メーカーを経て独立し、(有)ピクタを設立。テラリウム向けの植物や資材の生産、開発を行う。長年にわたり、室内で栽培できる植物の試験栽培も行っている。

室内で花を咲かせてみよう!

近年、気象災害が毎年のように起こっています。千葉県君津市の私の農場は、これまで大きな気象災害を経験したことがなかったのですが、2019年は2度の台風に襲われました。大雨と強風の影響で庭木は倒れ、自然の猛威の前には成すすべがないことを痛感させられました。これからは、悪天候の度に庭やベランダの植物達が心配という方は増えてくると思います。

植物を育てなければそんな心配はいらないのかもしれませんが、やはり植物のない暮らしは想像できません。癒やしを与えてくれる植物の存在はなくてはならないものです。一方、植物の栽培は屋外だけのものではなく、室内でも可能です。屋内なら天候の心配もありませんし、庭やベランダのない人にとっても植物との暮らしができます。しかし、部屋の中は暗いし、水やりも大変で、室内はハードルが高いと考えている方も多いのではないでしょうか。

ところがここ最近、室内での園芸に大きな変革の波が起きています。その代表が植物の育成に向いたLED照明の登場です。従来の照明よりも育成に適した波長で、エネルギー効率がよいため電気代が非常に安く済みます。水やりに関しても、電池式の安価な小型自動給水器も発売されているので、セットしておけば勝手に水やりもしてくれるのです。技術革新のおかげで、室内栽培のハードルは随分下がっています。最も重要ともいえる栽培に適した照明さえあれば、室内のどこでも植物を育てることができます。窓のないトイレでも可能で、「トイレリウム」として楽しむ人もいます。

また、室内での栽培に向いた小型の植物も手に入れやすくなっており、その中には花を咲かせる植物もたくさんあります。上の写真のような、小さいサイズの植物であれば、ビンや水槽などを使って手軽に始めることができます。今回の記事で興味をもたれたら、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか

インドア園芸の始め方

土を使う場合

私は、現在室内向けの植物をたくさん生産していますが、用土に「腐葉土、ピートモスを使わない」ということを心掛けています。これらの有機物は、植物の生育にとってとても大きな役割があるのですが、キノコバエという黒いコバエの発生源になってしまうことがあるからです。使う場合はあらかじめ殺虫剤を土に入れておくという方法もありますが、室内では、できれば農薬の使用は避けたいものです。また、これらの有機物は、年中暖かい環境の室内であれば、屋外栽培に比べて早く劣化します。そのため、植え替えの頻度も上がってしまうというデメリットもあります。

有機物の代わりとしてはバーミキュライトがおすすめです。コバエが発生しにくく保水力も抜群。そしてゼオライト同様の強力な陽イオン吸着効果もあります。世界的に見ても、インドア園芸の世界では、このバーミキュライトが多用されています。ただ、バーミキュライトだけだと、通気性が確保しにくいので、パーライトを3〜4割。そして鹿沼土(バーミキュライトが吸着できない陰イオンを吸着してくれるため)の小粒を1割くらい配合すると、今回ご紹介する植物には、大変適した配合の土になります。

室内でのキノコバエの発生を防ぐため、有機物を含まないバーミキュライト:パーライト:小粒鹿沼土=5:4:1などの配合がおすすめ。

土を使わない場合

水耕栽培という方法があるように、植物の栽培に土は必ずしも必要ではありませんが、家庭で同じことをやると、ちょっと味気ない状態になってしまいます。

私が採用している栽培方法では、保水のために吸水フォームを使用します。生け花で用いられている物がありますが、崩れやすい点と、生き物に悪影響を与える商品もあるので、私は「植えれる君」という商品を使っています。これを土台兼保水材にして、そこに植物が栽培できる布「活着君」という植物栽培用の布で覆うという手法です。この「活着君」に対して、セントポーリア、ベゴニアの相性がとてもよく、実際とてもよく育ちます。また、布の繊維に植物が絡みついてくれるので、縛って固定したりする必要がなく、置いて揺するだけという簡便さです。

ブロック状の「植えれる君」は加工しやすい発泡樹脂製なので好きな形が作れる。水の吸い上げがよく毛足が長い「活着君」は植物の根が伸びやすいので、両者を組み合わせることで水やりをあまりしなくても管理できる。

インドア園芸の管理のポイント

温度

セントポーリア、ベゴニアは最低温度約10℃、最高温度約35℃が目安。理想は15~25℃くらいですが、人間にとって快適な温度帯であれば大丈夫です。

室内ではホースやジョウロでの灌水はしにくいので、洗浄瓶や霧吹きを使います。株の数が増えたら、蓄圧式の噴霧器のノズルを外して使うのがおすすめです。根腐れが起きにくいので、腐葉土、ピートモスを使用しない限りは多湿でも大丈夫です。むしろ水切れに注意しましょう。ペットボトルを水タンクにして給水できる電池式の給水装置も大変便利です。

室内での水やりは市販のノズルが付いたポリボトルが便利。水が飛び散りにくく、小さな鉢にも水やりしやすい。

市販のペットボトルに接続して使うタイプの自動灌水装置で、好みの時間に水やりを行うことができる。チューブをつなぐだけの簡単なものも多くある。

植物栽培専用のLED電球が使いやすいです。また、家庭用照明として販売されている白い電球タイプのLEDも大変よく育ちます。特に、Ra(太陽の波長を100とした時の指数)が90以上あれば、安心です。かつてはよいと信じられてきた青赤を強調した照明は、私が実際に試した経験からも、あまりよい効果がありませんでした。最近の研究では、緑の光もあった方が、結果的に光合成にプラスになることが分かってきています。観賞の面からも、青赤のライトは見え方が不自然ですから、白い明かりを選択するのが賢明です。また、素子がむき出しの観賞魚用LEDライトは、光の拡散度が少なく、葉焼けしてしまうことがあるので注意してください。

LED照明を使えば窓から離れた部屋の奥まった場所でも植物の栽培が可能。下で紹介している「そだつライト」なら、スタンド式なので設置も簡単。ガラスケースや鉢と組み合わせて使いやすいデザインになっている。

最近はRa値が高く、太陽光に近い光を出すことができる、植物育成用LEDも登場。

寄せ植えが楽しめる、おすすめのインドアプランツ6種セット

日光が当たらない場所で、LEDライトなどの光でも花が楽しめるものや、美しい葉のインドアプランツのセット。セントポーリア、ベゴニア、シンニンギア、エピスシアの4品目から当方見計らいで、名称付き品種6種計6株1セットでお届けします。

  • 半日陰
  • コンテナ・鉢植え向き
  • 花期不定期
  • 高さ3~7cm
  • 耐寒

■規格 4cmポット苗(名称付き)
●セントポーリア3種 ●ベゴニア1種 ●シンニンギア1種 ●エピスシア1種 以上6種 計6株1組

ベゴニア(シュウカイドウ科)

園芸植物としては大型のものがポピュラーですが、近年は小型種も知られるようになってきました。ビビッドな花色や葉の形に変化があるものがあります。プリズマトカルパ、ポリロエンシスなどから見計らいでお届け。

ベゴニア・
プリズマトカルパ

ベゴニア・
ポリロエンシス

セントポーリア(イワタバコ科)

インドアで花を咲かせるなら、まず挑戦してほしいのがセントポーリア。流通が多い品種はやや大型なので、ミニ、マイクロサイズがおすすめです。ピップスクイーク、アマディトレイル、チャンタスプリング、バニラトレイルなどから見計らいでお届け。

セントポーリア
ʻピップスクイークʼ

セントポーリア
‘アマディトレイル’

エピスシア(シュウカイドウ科)

葉模様が美しく、育てやすいエピスシア。花が咲く植物と寄せ植えにして楽しむのがおすすめ。ジムズベルベットスター、フェイデッドジェイドなどから見計らいでお届け。

エピスシア
‘ジムズベルベットスター’

エピスシア
‘フェイデッドジェイド’

シンニンギア(イワタバコ科)

セントポーリアと同じイワタバコ科の植物で、小型で花を次々に咲かせるものがおすすめです。ムスキコラ、プシラなどから見計らいでお届け。

シンニンギア・
ムスキコラ

  • この商品は品種を当方で選出し取り混ぜてのお届けです。写真と異なる場合があります。
  • ※栽培説明書は付いていません。

ご購入はこちら

そだつライト

太陽の光が差さない室内などで植物を栽培するのに適した光を出すLEDライトです。スタンドと一体になっているので、好きな場所に置いて植物の栽培を手軽に始めることができます。発光部の高さは13~30cmに調整可能。光の強さを調整するフィルターが付属します。

■規格 サイズ・重量(約):W180×D100×H372mm台座W180×D100mm電源コード長1.8m/370g 使用光源:高輝度白色LED(Ra90)1個 明るさ:Highモード 2000ルクス、Midモード 1400ルクス、Lowモード:600ルクス

  • ※高さ30㎝から測定、透明板使用時
    LED寿命:約30000時間 ACアダプター 入力:AC100V 50/60Hz 0.2A 出力:DC10V 200mA 入力電圧:DC10V 定格消費電力:3.2W

■付属品 ACアダプター シリコンスペーサー レンズ
(透明板・散光板) (中国製)

  • 友の会会員割引はできません。
  • ◆商品の使用写真はすべてイメージです。

スタンドが付き、自立する植物育成ライト「そだつライト」。ガラスケースと組み合わせやすいデザインになっている。

LEDの光で植物を育てられるので、窓がないトイレでも植物の潤いを感じることができる。

ご購入はこちら

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