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野菜に関するQ&A

ホウレンソウがトウ立ちしてしまいます。どうしてでしょうか。

ホウレンソウがトウ立ちしてしまいます。どうしてでしょうか。

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ホウレンソウのトウ立ちは長日条件によりますが、幼苗期の低温でも促進されます。したがって春先から初夏にかけて日長が長くなる時期にはトウ立ちしやすくなります。さらに高温期にはホウレンソウの生育が抑えられることもあり、初夏~夏まき栽培が最も難しくなります。

 播種後長日期には15日以内、短日期には30日以内で花芽が形成されるといわれ、花芽分化(トウのでき始め)するともう新しく葉は増えなくなります。そしてその後の花芽の発育(トウ立ち、開花)には長日の影響が特に大きくなります。

 昔からおひたしなどで好まれている切れ葉の東洋種ホウレンソウは病気に強く作りやすいのですが、トウ立ちが早いのが欠点で、一方西洋種はトウ立ちが遅く、今では両者のよい点を併せ持った和洋交雑種が主流となっています。栽培についてはその時期に合った適切な品種を選ぶことで周年栽培も可能になります。 月刊誌Q&A 野菜

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