エキナセアは北アメリカに自生するキク科エキナセア属の多年生植物です。冬は休眠するため地上部は枯れてなくなりますが、春になり暖かくなると芽を出します。水はけのよい土壌と日当たりのよい所を好み、耐暑性、耐寒性ともにあり、特に耐寒性は非常に強いです。

　丈夫な性質をもちますが、植え付け後しばらくは水を切らさないようにします。また水はけの悪い土壌では腐敗病が発生しやすくなるので、過湿にならないように管理します。過乾燥や過湿により株が弱ると、春の芽吹きが遅れる傾向にあります。

　これらの要素以外に、品種によっては萌芽時期の早晩のずれがあり、芽吹きの遅い品種もあるので、もう少し様子を見てみましょう。５月中旬から芽が吹いてくるものもあります。