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花に関するQ&A

スイセンを同じ場所に植えていて毎年よく茂りますが、花が咲きません。どうしてですか?

スイセンを同じ場所に植えていて毎年よく茂りますが、花が咲きません。どうしてですか?

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スイセンの花は球根がある程度肥大充実していないと花芽ができません。そのため、前年に球根の肥大が悪くなる原因があったと考えられます。主な原因となる3点を挙げます。

① 球根を植えて3~4年以上経つと分球して殖え、込みあってきます。そうなると小さなやせた球根ばかりになり花芽がつかなくなり、葉が茂るだけで花が咲きません。この場合は秋に球根を掘り上げ分球し、間隔をあけて植え直します。ただし、球根が小さいと花が咲くのは翌々年くらいになります。

② 切り花にするのに葉を多く切ったり、花後から葉が枯れて休眠に入るまでに葉を切ったり傷めたりした場合です。花後から休眠期までの間が球根の重要な肥大期にあたり、この間に葉でつくられた同化養分が球根肥大のもとになるわけです。葉は自然に枯れ始めるまで大事に生育させ、日光にもよく当て水やりも続けます。またこの間に適度な肥料があれば、球根の肥大を助長します。肥料切れと思われる時は、花後に肥料を与えるようにします。

③ 植えている場所が日陰になっていませんか。日当たりが悪いと葉で光合成が十分に行われないため、球根の肥大が悪くなります。日当たりのよい場所に移動させるか、日陰をつくる原因を改善しましょう。 月刊誌Q&A 花

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