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野菜に関するQ&A

ソラマメが毎年アブラムシの被害にあい困っています。よい防除方法はありませんか。

ソラマメが毎年アブラムシの被害にあい困っています。よい防除方法はありませんか。

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アブラムシの発生時期は、9月下旬~11月上旬と3月中旬~6月中旬の年2回あります。発芽後にアブラムシが発生すると、モザイク病にかかる危険性があります。感染すると、発病株では茎葉が黄色くなり、莢が太らなくなります。これを予防するには畝に市販のシルバーポリフィルムでマルチをすると、アブラムシの飛来を防止でき、また地温を保持する効果もあります。さらに、上から1㎜ 網目のベタがけをすれば防除もできるうえ、保温効果も期待できます。

 一方、4月以降開花が盛んになるにつれ、シルバーポリフィルムだけでは防除ができず、殺虫剤散布が必要になります。アブラムシが増えるとすす病の原因ともなり、葉や莢が黒く汚れます。そのためアブラムシが発生次第、早めに登録のある殺虫剤で防除をします。最近では毒性の低い、でんぷん製剤なども販売されています。

 またアブラムシは黄色に群がる習性があり、飛ぶ害虫をキャッチする害虫捕獲粘着紙「トルシー」など、黄色の各種粘着シートを使うのも有効です。 月刊誌Q&A 野菜

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