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ヒマワリの下葉が枯れてしまいます。どうしてでしょうか。

ヒマワリの下葉が枯れてしまいます。どうしてでしょうか。

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ヒマワリは日当たりと水はけのよい所を好み、乾燥を嫌います。大きく育つだけに根張りも必要なので、土壌は有機質に富み、肥沃で耕土が深い所が適します。ヒマワリの下葉が枯れる原因としては、主に次の4点が考えられます。

① 水切れに数回あうと、下葉から黄色くなって葉縁から褐色になり、次第に枯れてきます。水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと行います。

② 根がよく張るので、肥料の吸収効率はよいとされていますが、肥料食いの性質があります。そのため、肥料が少ないと下葉から色が悪くなり、黄みを帯びてきて、やがて徐々に葉を落とします。植え付け前に堆肥を混入し、元肥として化成肥料を1㎡当たり50~100g 程度施しておきましょう。さらに生長に応じて、月に1回追肥を1㎡当たり20~30g程度施します。

③ 葉の裏にハダニが発生した場合です。高温で乾燥すると発生しやすくなり、葉裏について吸汁します。葉色は針でつついたように色抜けしますが、被害が進むと白っぽくかすり状になり、葉を落とします。この場合、葉裏に水をかけハダニを洗い飛ばすとある程度蔓延するのは抑えられますが、被害がひどい時は殺ダニ剤で駆除します。

④ 株が大きく茂り密植ぎみの時は、下葉への日当たりが悪くなるので、葉色が黄化してくる場合もあります。

 以上の原因は一つだけではなく、複合して生じる場合も多いので、原因となる環境を改善しましょう。 月刊誌Q&A 花

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