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野菜に関するQ&A

丸莢インゲンを収穫していますが、すらっとしておらずゴツゴツして形が悪いです。どうしてでしょうか。

丸莢インゲンを収穫していますが、すらっとしておらずゴツゴツして形が悪いです。どうしてでしょうか。

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インゲンは形から、扁平なモロッコタイプと丸莢に分けられます。さらに丸莢にも2種類、「スラットワンダー」や「さつきみどり2号」などのどじょうタイプと、「白衣笠」や「初みどり2号」などの関西タイプがあります。関西で栽培の多い関西タイプは長さ11~13㎝の中莢で、収穫期でも中の実の膨らみが見えず、すらっとしています。一方、どじょうタイプは15~18㎝の長莢で、収穫期の莢では中の実の膨らみが目立ち、莢の外観は凹凸がありゴツゴツしています。

 おそらく関西タイプではなく、どじょうタイプの品種を栽培したのではないでしょうか。もし関西タイプの品種であっても、開花初めから水やり不足で乾燥させると、落花したり莢の生長が悪くなります。また、インゲンはほかのマメ類より根粒菌の着生が悪いので、チッソを控えすぎると莢の生育も不良になります。1㎡当たり、成分量でチッソ15gくらいを施肥するとよいでしょう。さらに、酸性土壌を嫌うので、苦土石灰などでの中和も必要になります。 月刊誌Q&A 野菜

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