カボチャの子づるがかなり伸びています。切っても大丈夫ですか。
カボチャの子づるがかなり伸びています。切っても大丈夫ですか。
カボチャの栽培では、主茎を本葉5枚で摘芯して元気のよい子づるを3~4本伸ばして管理している場合が多いと思います。1節目から出る子づるは伸びが悪いので取り除き、2~4節から出る子づるを伸ばします。またお尋ねの子づるには、子づるから出る孫づるも含んでいるのではないかと考えられます。生育が進むにつれ、子づるからたくさんの孫づるが出てきます。
株元の5~6節から出る孫づるは、込みあわないようにすべて小さいうちに取り除きます。一般には子づるの10~13節に着果させ、それ以前に咲いた花は取り除きます。着果節につく孫づるを伸ばすと果実を肥大させるための養分を取りあうことになるので、早めに取り除きます。ほかの孫づるは放任して伸ばしますが、あまり込みあうようでしたら伸びの強い孫づるの先端を摘芯すればよいでしょう。
子づるを伸ばす方向には、二通りあります。畝の片側に植えて反対側に伸ばす方法と、畝の中央に植えて両側に伸ばす方法です。いずれの方法でも、子づるが込みあわないように25~30㎝間隔をあけます。