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野菜に関するQ&A

スイートコーンをポット育苗して大きくなってきましたが、まだ寒くて植え付けられそうにありません。大苗の遅植えはよくないと聞きますが、どうしたらよいでしょうか。

スイートコーンをポット育苗して大きくなってきましたが、まだ寒くて植え付けられそうにありません。大苗の遅植えはよくないと聞きますが、どうしたらよいでしょうか。

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スイートコーン苗は、最低気温が15℃以上になったら定植できます。それまでにまだ期間がある場合には、苗が老化しないよう大きめのポットに植え替えます。例えば4号か5号(直径12㎝か15㎝)ポットに植え替え、水やりと追肥をして根を十分に生育させておきます。育苗場所の気温が低い場合には、トンネルをかけてなるべく15℃以下にならないよう保温して生育を促します。また、植え付け時にマルチをしてベタかけをすればもう少し早く定植できます。

 スイートコーンは直根性で元来が移植を嫌う性質なので、大苗になっている場合は畝をやや高めにし、また植え穴も大きく深くして根鉢を崩さないように植えます。土はよく耕うんしておき、定植後は土が乾かないよう十分に水やりをします。

 気温が高くなり生育が進むと茎頂に雄花、中間のわき芽に雌花が2~3花つきます。老化苗になってさらに栄養状態が悪いと、早期出蕾して雌穂の肥大が悪くなります。そこで茎葉の生育を促すため、元肥としてチッソ、リン酸、カリをそれぞれ成分量で1㎡当たり20~25 gを畝全層に混ぜておきます。また葉色が薄くなれば追肥をして、出蕾までに茎葉をできるだけ大きくしておきます。そうすれば大きな雌穂を収穫できるようになります。最近の品種の生育はやや小形で、雌穂を1本収穫し、ほかの1~2本はベビーコーンとして早めに収穫することが多いようです。 月刊誌Q&A 野菜

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