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花に関するQ&A

サルビアの夏の切り戻しについて教えてください。サルビアにもいろいろ種類がありますが、どの種類でも切り戻した方がよいのでしょうか。

サルビアの夏の切り戻しについて教えてください。サルビアにもいろいろ種類がありますが、どの種類でも切り戻した方がよいのでしょうか。

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サルビアの仲間は熱帯から亜熱帯に広く分布し、多くは宿根草で1~2年草や低木となるものがあり、観賞用や薬用ハーブとして広く利用されています。例えば、公園の花壇などでよく見かける、燃えるような真っ赤な花を咲かせているのは、‘ヒゴロモソウ’ともいわれるブラジル原産のサルビアの‘スプレンデンス’です。この花は花期が長く初夏から秋まで咲き続ける四季咲き性といわれるものです。‘スプレンデンス’のほか、同じく四季咲き性の‘コクシネア’(ベニバナサルビア)、‘ファリナセア’(ブルーサルビア)、‘インディゴスパイヤー’(ラベンダーセージ)、‘ガラニチカ’(メドーセージ)などは、咲き終わった花がらや花茎を早めに切りとります。

 花がらはそのままにしておくと見苦しいばかりでなく、タネをつけると株の栄養分を消費し弱らせることになります。花茎を切りとることにより、次々とわき芽から花茎を伸ばし、花が咲き続けます。それでも盛夏になると花つきが悪くなり、草姿も乱れてきます。そうなると思い切って花茎の付け根より下で草丈が2分の1になるくらいまで切り戻します。これにより秋の花がコンパクトになり一斉に咲き揃います。なお、切り戻しをした後は草勢をつけるため液肥などで追肥をしましょう。

 秋咲き性の‘レウカンサ’(メキシカンブッシュセージ)や‘アズレア’などは、夏に切り戻すと開花期が遅れることがあるので、切り戻しはしません。ただ、分枝をよくさせたり、草丈を低くしたい場合は、6~7月に切り戻しをするとよいでしょう。 月刊誌Q&A 花

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