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花に関するQ&A

踊りハボタンの作り方を教えてください。

踊りハボタンの作り方を教えてください。

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枝葉が踊っているような姿の「踊りハボタン」を、仕立てるのはそれほど難しくありません。作り方は大きく二通りあって、一つは夏にタネをまき半年で仕立ててしまう方法で、もう一つは冬に花壇や正月飾りとして観賞した後のハボタンを翌年の冬に向けて仕立てる方法です。

 まずタネからの方法では、高さのある高性種がおすすめです。7月中旬ごろが高性種のタネまき適期です。播種後の鉢上げ・鉢替えなどは、先の回答と同様に行います。株が伸びたら支柱を立て本葉が20~25枚になれば摘芯し、分枝させます。摘芯時期を早めると枝が伸びてより踊った姿に、遅らせるとボリューム感あふれる姿に仕上がります。10月下旬ごろから葉が色づきますが、肥料分が多いと発色が遅れたり緑に戻ったりするので緩効性化成肥料を9月までに2回程度施し、液肥も2週間に1回程度で10月上旬にはストップします。ハボタンはキャベツの仲間でチョウやガの幼虫の大好物です。こまめにチェックし枯れた下葉は順次取り除いて管理すると、12月にはきれいに色づいた踊りハボタンが完成します。

 次に、冬に楽しんだ後の仕立て方をご紹介します。春に株の中心部が盛り上がり、花茎が伸びてきます。4月ごろにさらに花茎を伸ばし、同じアブラナ科のナノハナのような花が咲きます。この花茎をタネがつかないうちに切り戻してわき芽を伸ばし、タネから育てた場合と同様に仕立てます。タネから育てるより晩秋に購入した苗を正月飾りにした後に仕立てる方が、育苗の手間が省けハボタンが生長する姿も観察できて手軽に楽しめるかもしれません。 月刊誌Q&A 花

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