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花に関するQ&A

北海道に住んでいます。秋に買った宿根草やバラを春になってから植えたいのですが、冬の管理方法を教えてください。

北海道に住んでいます。秋に買った宿根草やバラを春になってから植えたいのですが、冬の管理方法を教えてください。

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今回のご質問は、京都の冬でしか植物を管理したことがなく、北海道の冬の寒さを実際に体感したことがない私にとっては難問です。さらに、北海道といっても札幌と旭川では冬の気温はかなり異なるかと思います。

 ただし、京都でも北海道でも共通していえることは、植物を凍らせないということです。京都程度の寒さなら、秋が深まってきたら徐々に水やりは控えて冬は乾かしぎみに管理し、寒風が当たらない軒下や無加温のハウスなどで管理します。しかし、北海道であれば軒下や無加温ハウスでは凍ってしまうでしょう。また、凍らせないように暖房が効いた部屋に取り込むことは、寒さに対する抵抗力をつけることにはなりません。耐寒性が弱まり、今後の管理に逆効果になってしまいます。

 一定の寒さを体感させ、かつ植物が凍らない程度の取り込む場所があればベストです。そのような場所がなければ、鉢ごと地中に埋め込んでしまうことです。宿根草なら地上部はなくなっていますから、作業もさほど大変ではないでしょう。バラの場合も同様の対策が考えられますが、地上部もあり、株全体が埋まる穴を掘ることは大変です。そのため株を斜めに倒し、樹高の半分ぐらいが地中に埋まるようにして、上部は落ち葉などを厚くかぶせて凍結対策を行うのがよいでしょう。

 さらに、バラの場合は地植えにした翌年以降も、冬囲いなどの寒さ対策が必要となります。 月刊誌Q&A 花

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