タキイネット通販TOP > Q&A > 野菜に関するQ&A > ソラマメを育てています。つるの整枝と誘引方法について教えてください。
タキイネット通販TOP > Q&A > 野菜に関するQ&A > ソラマメを育てています。つるの整枝と誘引方法について教えてください。
野菜に関するQ&A

ソラマメを育てています。つるの整枝と誘引方法について教えてください。

ソラマメを育てています。つるの整枝と誘引方法について教えてください。

FacebookTwitterLine

ソラマメは冷涼な気候を好み、生育適温は16~20℃です。発芽後、本葉が約5枚までの幼苗期はかなりの低温にも耐えます。露地では一般には10月ごろにタネをまき、冬の間にも緩慢に成長します。春先から分枝が始まるので土寄せをして根の発達を促し、倒伏を防ぎます。充実した莢とマメを収穫するには、まず分枝数を制限し、次いで整枝と誘引することが必要です。

 自然放任では、分枝しすぎて細い枝まで伸びるため、株内では日当たりが悪くなってしまいます。これを防ぐため、枝が30~40㎝になるころ、太い枝6~8本に制限して細い枝を株元で切り取ります。枝数を制限することにより株内の風通しがよくなり、まんべんなく光が届きます。

 さらに残した枝も高さが70㎝くらいになったら、先端から20㎝ほどを摘芯しましょう。花は、枝の先端ではなく葉の付け根と茎の間につくので、摘芯しても花数に影響はありません。たとえ先端に花が咲いたとしても開花・結実するころには高温になるため、収穫できることはまずありません。また、アブラムシはかたい葉にはつかないで、枝の先端のやわらかい葉につくので、先端を摘芯するとアブラムシの被害も防げます。

 大株になるにつれ倒れやすくなります。そのため、まず土寄せし、さらに株の周囲に支柱を立て、ひもで周囲を囲みます。シルバーテープを使うと、アブラムシの飛来を防ぐことにもつながります。 月刊誌Q&A 野菜

ページトップへ