藤田智直伝!家庭菜園基本のキホン! プランター菜園 ホウレンソウ
藤田智直伝!家庭菜園基本のキホン! プランター菜園 ホウレンソウ
筆者:藤田智
2011/06/01
ホウレンソウは代表的な緑黄色野菜で、ビタミン、鉄分、カルシウムなどを豊富に含む栄養価の極めて高い葉菜です。中央アジア原産で、発芽および生育の適温は15~20℃と冷涼な気候を好みます。耐寒性が極めて強く、マイナス10℃の低温にもよく耐えます。しかし、暑さには弱く、25℃以上になると発芽や生育が急激に悪くなり、べと病などの病害も多発します。また、長日条件ではトウ立ちしやすいので、7~8月の真夏の時期は栽培が最も難しくなります。したがって、タネまきには3~5月、9~10月が適期です。日本人に人気の東洋系品種(在来種)は、トウ立ちが早いので、秋まきがおすすめです。土質的には、酸性土壌に極めて弱いため、pH(ピーエッチ)5.5以下では生育不良となります。そのため、培養土の酸度を、pH6.2~6.5に調整する必要があります。
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