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藤田智直伝!家庭菜園基本のキホン! プランター菜園 リーキ

藤田智直伝!家庭菜園基本のキホン! プランター菜園 リーキ

筆者:藤田智
2011/06/01
見た目はネギそっくり。でも、ニンニクに似たところもあるリーキ。味はネギよりまろやかで、熱を加えると一層甘みを増すのが特長です。スープ、グラタン、煮込み料理など、いろいろな料理に使えるわりに、日本であまり栽培されていないのが残念なところ。少しでもプランターで栽培して、まろやかなうまみを味わってください。ネギよりも刺激的なにおいが少なく、煮たり、焼いたりの加熱調理をするとより甘みが増してきます。栄養的にはカロテン、ビタミンB1・B2、鉄分、ナイアシンなどを含んでおり、疲労回復によいといわれます。まだまだ日本での栽培は少ない野菜ですが、スープやグラタン、煮込み料理、サラダなど、その利用法は多岐にわたっています。リーキ(Allium ampeloprasum)は、地中海沿岸地域が原産のユリ科ネギ属の葉菜で、英名はリーク(leek)、別名・西洋ネギまたはポロネギなどとも呼ばれています。日本へは明治以降に導入されましたが、現在もわが国の生産量は非常に少なく、ヨーロッパや、南半球のオーストラリア、ニュージーランドなどからの輸入品が需要を支えています。白い葉鞘部分が太くてやや短めな所は、日本でいえば‘下仁田’ネギに似ています。しかし、ほかのネギ類は緑色の葉身部分が中空なのと異なり、リーキはニンニクと同じく平らになっています。栽培的には、3~4月の春まきが一般的です。ネギ類と同様、酸性土壌に弱いので、苦土石灰などを多めに散布し、土のpH(ピーエッチ)を6.5程度に調整します。栽培法は長ネギとほとんど変わりません。ぜひ取り組んでみてください。

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