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花に関するQ&A

ペチュニアの下葉が枯れ落ちてしまいました。どうしたら復活させることができますか?

ペチュニアの下葉が枯れ落ちてしまいました。どうしたら復活させることができますか?

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鉢やプランターなど容器栽培のペチュニアには、株元の葉が枯れ落ちて見苦しくなり、元気なのは枝先だけという株がよく見受けられます。ご質問のペチュニアについても、そのような生育の偏った姿が思い浮かびます。

 ペチュニアの最大の長所は、極めて多花性でよく咲くことですが、蕾は茎の先端の生長とともに生じ、間断なく花が開きます。花の咲く位置は、株が若いころと生育の後半とでは異なり、伸びるにまかせておくと、枝先の方にしか咲かなくなります。

 葉が枯れ落ちた後にバランスのよい草姿に戻すためには、切り戻しによって新芽を出させるのが通常の方法です。しかし、葉が枯れてしまって茎だけになると、その個所で切ってもまず新しい芽は出ません。切り戻しによって復活させるには、生き生きした葉がたくさんある場合でないと成功しないのです。

 切り戻しの程度は、全体の3分の1から2分の1を残して切り取るのが基本です。残る葉が多い方がよい結果が得られるので、その時々の株の状況を見て判断する必要があります。伸びすぎてから切るのではなく、株元の葉が元気で活力のあるうちに行うことが大切です。

 切り戻す時期を逸した場合は、無理に切らず何本かの細めの支柱を立てて、伸びた茎を持ち上げるように誘引し、分枝させて下方に広げます。そして、葉を失った茎を覆うようにして草姿を整えるなど、ペチュニアの茎の柔軟な性質を利用しながら、美しく見せる仕立てにするのも一つの方法です。

 切り戻した後は、活力をつけるため、液肥500倍液(ハイポネックスなど)の速効性肥料を施し、その後も10日に1度くらいの間隔で同じ液肥を与えます。

 ペチュニアの水やりは、メリハリのある与え方がよく、鉢土は乾かしぎみに育てることがポイントです。与える際は一度にたっぷりと、鉢底から水が流れ出るまでやり、土の表面が十分乾くのを待って、次の水やりを行います。常に湿りがちな状態が続くと、下葉が枯れやすくなるので注意しましょう。 月刊誌Q&A 花

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