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花に関するQ&A

クリスマスローズ・オリエンタリスの葉が少し黄ばんで黒い斑点のようなものが出てきました。何が原因でしょうか。

クリスマスローズ・オリエンタリスの葉が少し黄ばんで黒い斑点のようなものが出てきました。何が原因でしょうか。

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原因として3点考えられます。

 1つはブラックデス(黒死病)といわれているクリスマスローズにとって最も恐ろしい病気です。ウイルスが原因で起こるため、病気になった株は周囲の用土とともに掘りとり、処分してください。残しておくとほかの株に伝染し、二度と回復することはありません。

 症状は、株全体のあちこちに、ベタッとした黒い斑点が出て広がり、葉はかすり状となって奇形化します。クリスマスローズにとって気候のよい4月ごろや10月ごろの生長期に発生します。

 2つ目は、ブラックスポット(黒斑細菌病)と呼ばれているもので、葉脈や葉縁に黒い斑点や斑紋が現れます。梅雨時から夏にかけての高温時に発生が多いので、高温の苦手なクリスマスローズが、一層見苦しくなります。抗生物質を使えば効果がありますが、ひどい症状のものは抜きとって捨てたほうが無難です。

 3つ目は、夏越し後の秋から初冬にかけて古葉に現れる小黒点ですが、特に問題はなく、生理的なものと考えられます。いずれ古葉は花芽の出る前に全部切り落とすので、早めに切りとってもよいでしょう。 月刊誌Q&A 花

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