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その他Q&A

雑草を抜いても抜いても生えてきます。育てている植物が近辺にあるため除草剤は使えません。どうしたら除草を省力化できますか?

雑草を抜いても抜いても生えてきます。育てている植物が近辺にあるため除草剤は使えません。どうしたら除草を省力化できますか?

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日本列島は気候的に、東アジアモンスーン地帯に含まれているため、雨が多く、自然回復力に優れていて、水稲栽培が有史以前から行われてきました。その反面、畑作地帯と違って、雑草との闘いは熾烈なものがあります。

 ご質問の件ですが、除草剤を使えないとのことで、それを前提にお答えします。

 畑などのように、畝を作って栽培する場合は、タネまき前や定植前に、黒ポリマルチをするのが最も効果的です。黒色のポリフィルムのため、光を通さず、雑草の発生を抑えます。また、水分の蒸発を防ぎ、水やりの手間を省くなど、さまざまなメリットがあります。なお、生分解性のビオマルチを使えば、自然に分解するため、残ったフィルムの後始末をする必要はありませんので、3カ月以内の栽培にはこちらが向いています。

 花壇の場合などは、定植時に株間をやや狭くして植え、定植後にバーク堆肥などでマルチングすれば、雑草の発生をある程度防ぐことができます。ただし、夏花壇では、分厚くマルチをすると、株元に湿気がたまり、病気の発生原因になることがあります。

 ほかの方法としては、手鍬で中耕を兼ねて株の間を耕したり、株元までとはいかなくても、ガスバーナーなどで芽生えの雑草を焼くことにより、草引きの手間を減らすことができます。 月刊誌Q&A その他

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