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オンシジュームの花後の管理はどのようにすればよいでしょうか?

オンシジュームの花後の管理はどのようにすればよいでしょうか?

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洋ランの中でもオンシジューム属は大家族で、熱帯~亜熱帯アメリカにおよそ400種の原種が自生しています。また、登録されているものだけでも1000種を超える交配種があって、さまざまなタイプのものが作出されています。

 しかし、一般的に「オンシジューム」と呼ばれ、鉢植えや切り花として多数流通しているものは、黄色の唇弁が大きい小型の花を花茎にたくさんつけるO・フレキシオーサム、O・ヴァリコーサム、O・スファセラータム、O・マーシャリアナムなどの血を引く交配種です。そのため、この系統のものに限って、ご質問にお答えします。

 オンシジュームは主に、春~夏に咲くものと、秋~冬に咲くものがあり、管理については変わりません。しかし、植え替えについては、秋~冬咲きのものは花後には行わず、冬を越させた後、5月ごろに行います。春~夏咲きの品種は花が終わり、花茎を切り取ったうえ、株や植え込み材料の状態を見て、必要なら株分けや植え替えを行います。植え込み材料を全部取り、傷んだ根を整理した後、水ゴケに包んで鉢に植え付けてください。5月には植え替えした、しなかったに関わらず、屋外の日陰に出しますが、庭木につるす方法もあります。新芽が伸び出したら少量の肥料を与え、以後盛夏を除き、1~2回施します。10月ごろまで屋外で育て、冬は屋内に入れますが、関西地方の市街地では水管理を上手に行えば、軒下などの屋外で越冬させることもできます。ただし通常は屋内の明るい窓際などで水を控えめにし、肥料はやらずに5月ごろまで管理します。 月刊誌Q&A 花

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