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庭のサルスベリの樹形が乱れてきました。剪定したいと思っているのですが、どうしたらよいでしょうか?

庭のサルスベリの樹形が乱れてきました。剪定したいと思っているのですが、どうしたらよいでしょうか?

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サルスベリにはさまざまなタイプのものがあり、中高木のもの、低木のもの、箒性や枝垂れ性、また実生一年で花をつけるかなり小型の一才サルスベリなどがあります。ご質問の剪定の件ですが、文面からは中高木のものと推察できますので、それに限ってお答えします。

 剪定時期は11月~4月の葉のないころに行ってください。一般的な落葉性の花木は晩夏から秋に花芽をつけるものが多いので、冬に剪定すると花芽を落とすことになってしまいます。しかし、サルスベリはこれらと異なり、その年に伸びた新梢に花をつけるため、冬季に剪定を行っても何ら差し支えはありません。またサルスベリは、幹や枝が自然に曲がったり、ねじれる性質があるため、この自然形を生かして単幹や株立ち仕立てを行います。それに、幹肌は赤褐色で光沢があるため、花だけではなく樹形や幹肌も観賞の対象になりますので、これらを考慮に入れて剪定をしましょう。

 基本的な剪定方法としては、幹や主枝の曲がりぐせを生かしながら枝を残し、ひこばえや胴吹き、小枝や前年枝は、ほぼ切り落とします。必要な小枝の場合は、前年枝を3~4芽残して切り戻しておきます。萌芽力が強いため、冬季に強剪定すると太く大きい新梢が出て、必然的に大きな花房を咲かせることになります。ただ、同じ枝先で剪定を繰り返していると、コブ状になって見苦しくなり、また腐りが入る原因にもなるので、この場合は強めに切り戻し、仕立て直してください。 月刊誌Q&A 花

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