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果樹に関するQ&A

ブルーベリーがうまく育ちません。酸度調整をしなければいけないと聞きましたが、どのような土で育てればよいでしょうか。

ブルーベリーがうまく育ちません。酸度調整をしなければいけないと聞きましたが、どのような土で育てればよいでしょうか。

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ブルーベリーはいくつかの系統に分かれていますが、最も普及しているラビットアイ系は土地適応性が強いので、あまり土質を選ばず、暖地でも栽培が容易です。品質が優れていて、ブルーベリーの代表ともいえるハイブッシュ系は、冷涼な気候と湿地を好むため、夏の高温と乾燥が苦手なうえ、良質な酸性土壌でないと生育が悪くなり枯れてしまうことがあります。

 ご質問ではうまく育たないとのことですが、まず、暖地にお住まいの方なら、ラビットアイ系の品種をおすすめします。鉢植えなら鹿沼土単用(pH5・5~6)で十分栽培できますし、庭植えの場合には、植え穴を大きめに掘り、ピートモス(pH3・5~4・5)や鹿沼土を混合して植え付ければよいでしょう。混合の比率はもともとの土質により異なりますが、大切なのは通気性がよく、保水性もある団粒構造の土にすることと、土壌の酸性を保つことです。

 ハイブッシュ系の場合は、少し面倒ですが、鉢植えには鹿沼土単用ではなく、ピートモスを混合してください。庭植えでもピートモスをより多く施し、pHを4~5にします。ただし暖地では、土の中に一定量以上のピートモスがあると、夏に根腐れする原因になるので注意しましょう。また、ピートモスはいずれの場合も、石灰などが添加されていない未調整のものを使用しないと酸度調整の意味がありませんので気をつけましょう。 月刊誌Q&A 果樹

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