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野菜に関するQ&A

キャベツがトウ立ちしてしまいます。どうしてでしょうか。

キャベツがトウ立ちしてしまいます。どうしてでしょうか。

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キャベツのトウ立ちは、秋まきして翌春に収穫する作型に多くみられます。キャベツは一定の大きさになり、ある期間連続して低温にあうと花芽分化を起こしトウ立ちする性質があります。低温に感応する大きさは品種によって異なり、秋まきの極早生品種では葉数が12~ 14 枚の大苗であるのに対し、中生品種は7~8枚程度で感応します。

 感応の温度は平均気温13℃以下とされていますが、平均気温5~7℃で最も感応しやすくなります。 春キャベツの花芽分化を引き起こす低温遭遇期間は品種間差がみられますが、一般に1 カ月以上とされます。

 春に収穫する作型は、低温に向かうので、定植が遅れると活着不良を起こしやすくなります。しかし早植え等で株の生育が進み過ぎると低温に感応してしまう大きさまで育ち、花芽分化を起こし、葉数が不足したまま結球せずトウ立ちしてしまいます。

 トウ立ちを防ぐには、品種の選択とその品種に合った播種・定植時期を守り、年内は生育を抑え、早春の追肥で一気に仕上げることが重要です。 月刊誌Q&A 野菜

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