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花に関するQ&A

ツツジの新芽が耳たぶみたいになって膨れてきます。何が原因でしょうか。

ツツジの新芽が耳たぶみたいになって膨れてきます。何が原因でしょうか。

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これはツツジ類もち病による症状です。この病気は3種の菌によって起こりますが、それぞれ宿主と病徴に違いがあります。Ⅰ型はヤマツツジ類とサツキ類やアザレアを宿主とするもので、新葉や葉柄、蕾などが著しく肥大して、耳たぶ状や袋状の菌こぶを作ります。Ⅱはサキシマツツジを宿主とし、新葉に大きな菌こぶができます。Ⅲ型はモチツツジ類に寄生し、仲間のヒラドツツジも侵されます。若い葉に2~10㎜くらいの病斑ができ、葉は膨れて健全部の葉の厚さの3~5倍になりますが、大きな菌こぶは作りません。

 ツツジ類のもち病は5~6月および8~9月の雨の多い時期の日当たりの悪い場所にある株に発生します。また、鉢植えの場合は、葉の上からいつも水をかけていると発生することがあります。もち病のせいで、ツツジ類の株が枯れてしまうことはありませんが、そのままにしておくと見苦しいだけでなく、毎年発生するようになり、花つきが悪くなります。病気の枝葉は発見次第切り取り、焼却するなどして処分します。白い粉状の胞子が出る前に行うことが大切です。 月刊誌Q&A 花

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