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花に関するQ&A

バラの葉の縁が茶色く枯れたようになりますが、どうしてでしょうか。

バラの葉の縁が茶色く枯れたようになりますが、どうしてでしょうか。

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園芸植物の中でバラは病虫害の種類が多いといわれており、葉に症状が出るものに次のようなものがあります。

●黒星病:淡褐色~紫黒色のしみ状の斑点が現れ、まわりが黄色くなって落葉する。

●斑点病:はじめ紫褐色~紫紅色の小さな斑点が現れ、それが大きくなって円形や不整形のまわりが紫褐色の病斑が出て、早期に落葉する。

●灰色かび病:葉の先端や葉縁が灰褐色に変色し、縮んでやがて灰色のカビが生える。葉以外にも蕾や花茎にも発生する。

●うどんこ病:葉にうどん粉状の白色のカビが生え、全面に広がり変形したり落葉したりする。

●べと病・さび病等の病気やハダニ:点状またはカスリ状に色が抜け、カサカサになり落葉する。

 また、葉の縁が茶色くなるというだけなら、病気による症状というより、生理障害によるものと思われます。葉に症状が出る原因には、水不足・日光による焼け・煙害・薬剤散布などによる薬害・肥料過多による害等のほか、根に障害がある場合(鉢植えでは根づまりを起こしているもの等)が考えられます。それに、この原因は1つではなく2~3の要素が重なっている場合が多く、病気のように伝染はしませんが、薬剤散布で防除できるものではありません。環境や管理方法の改善が必要です。 月刊誌Q&A 花

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