タキイネット通販TOP > Q&A > 花に関するQ&A > キクは品種によっては挿し芽から育てるそうですが、どのような場合でしょうか。その方法も教えてください。
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花に関するQ&A

キクは品種によっては挿し芽から育てるそうですが、どのような場合でしょうか。その方法も教えてください。

キクは品種によっては挿し芽から育てるそうですが、どのような場合でしょうか。その方法も教えてください。

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キクは植えっぱなしにしていると姿が乱れやすく、下葉も枯れ上がりやすくなるので、一般には毎年春に挿し芽をし、株を更新します。挿し芽は生長のバラツキが少なく、多くの苗が作れます。前年の芽を分けて育てる芽分けでは、茎が木質化しやすく草姿も悪くなりがちですが、初期生長が早いので大懸崖作りや盆栽作りなどで行います。

 挿し芽をするには新芽(冬至芽)を根分けして鉢上げし、その芽が伸びたら摘芯し枝分かれをさせます。伸びてきた芽を4~5㎝ の長さで切り、下葉をカットして1時間ほど水揚げさせます。平鉢や平箱に、挿し床土として鹿沼土や赤玉土、バーミキュライトを用います。湿らせた土に細い棒などで穴を開けて、水揚げした挿し穂を挿します。挿し穂の間隔は葉と葉がふれ合う程度として明るめの日陰で管理します。

 挿し芽の時期は仕立て方や種類で違いますが、小菊の花壇用や切り花栽培用では5月中旬~6月上旬に行います。2週間ほどで発根し出すので、新葉が動き出せば鉢上げします。 月刊誌Q&A 花

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