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花に関するQ&A

バラの黒星病を防ぐポイントを教えてください。

バラの黒星病を防ぐポイントを教えてください。

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バラの黒星病(黒点病は通称名)は、葉に紫褐色の小さな斑点が発生し、だんだん大きく広がり黒暗色の病斑となります。被害葉は落葉しやすく、ひどくなると枝の葉がなくなり樹勢を弱めます。春から夏と秋の降雨が多い時期に発生しやすくなります。

 対策としては、栽培環境の整備と予防的な薬剤散布がポイントです。株全体の日当たりと風通しを心がけ、肥料過多(特にチッソ分過多)を防ぎます。また、病菌は土中に潜むので、雨や潅水による泥はねを軽減させるようマルチング等をすることで効果があります。特に被害により落ちた葉は伝播源となるので、こまめに拾い集め、焼却することが大切です。

 薬剤散布は降雨が続く前に行うと予防効果が高く、葉の裏表や枝のふところまで株全体と、株周りの土壌にまでかけ漏れのないようにします。さらに降雨後も再度散布をするとより効果的です。晴天が続くようなら2~3週間ごとに散布します。薬剤は農薬登録の適合種を選び、所定の希釈倍率を守って使ってください。 月刊誌Q&A 花

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