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花に関するQ&A

宿根草の苗を購入。寒冷地なので庭に植え付ける前に霜が降りてしまいました。苗はどのように管理したらよいでしょうか。

宿根草の苗を購入。寒冷地なので庭に植え付ける前に霜が降りてしまいました。苗はどのように管理したらよいでしょうか。

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寒冷地では10月に入ると気温の低下とともに寒暖の差が大きくなり、降霜もみられるようになります。

 一般的な宿根草は早めに株分けや植え替え、植え付けを行いますが、耐寒性のないものは鉢上げし、室内に取り込み冬の管理を始めます。11月になると0℃を下回る日が多くなり、セラミックの鉢やプランター植えのものは用土が凍結し膨張して、鉢を割ったり株を持ち上げ根を切ったりします。

 植え付け前に霜が降りてしまったようですが、耐寒性のある宿根草は、積雪の多い地域ならそのまま根を傷めないようにして庭に植え込み、株元を落ち葉やわらなどで厚めに覆い、雪を被った状態で休眠越冬させます。外気温が低くても雪の下の地温は0℃に保たれます。太陽光も遮られ湿度も保たれる雪の布団をかぶって春を待ちます。

 すでに土壌が凍結している時や積雪の少ない地域は、鉢に仮植えし凍らない場所に置いて休眠越冬させます。この場合の注意点は、日光が当たらないところで土にわずかに湿りをもたせる程度とし、カラカラに乾かさないことと暖かい場所には置かないことです。休眠にはある程度の低温が必要で、特に春咲きの宿根草は一定の低温条件に一定時間以上あわないと、花芽ができず花が咲かないものが多いです。 月刊誌Q&A 花

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