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花に関するQ&A

ルリマツリの葉の裏に白い斑点ができているのですが、これは病気でしょうか?教えてください。

ルリマツリの葉の裏に白い斑点ができているのですが、これは病気でしょうか?教えてください。

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ルリマツリは南アフリカ原産の半つる性の花木で、ブルーの花が美しく、以前は温室の植物として扱われてきました。近年は矮性品種の作出により、鉢物として一般化し、中でも‘ブルームーン’は地植えで50㎝ぐらい、鉢植えにすると30㎝くらいにまとまります。

 ルリマツリは極めて強健で、温暖な期間に限ると病気をはじめ障害を見ることはあまりありません。ご質問にある「葉の裏の白い斑点」とだけでは、病気かどうかを判断するのは困難です。

 ルリマツリの戸外での開花期は、初夏から晩秋にわたりますが、ちょうどその間に発生するオンシツコナジラミは多犯性で、各種の植物につきます。成虫は真っ白い小さな昆虫で、雌成虫は寄生植物の若い葉裏に群生して産卵します。一見したところ白い斑点のようですが、枝を揺すると舞い上がるように飛び交うのが特徴です。汁液を吸って加害しますが、幼虫はカイガラムシのように固着して吸汁しますので、多発すると排泄物である甘い液が葉を汚し、すす病の発生にもつながります。対策としては、オルトラン粒剤を定期的に植え土にまくとともに、アクテリック乳剤500倍液を散布します。

 丈夫に育てるには、日当たりと排水のよい場所で育て、肥料は控えめに与えます。特にチッソ分が多すぎると、枝葉ばかりが茂ります。鉢植えの場合は、雨を避けられる日当たりのよい軒下などに置き、乾かしぎみに育てると花がよく咲きます。

 花は枝の頂部に穂状につき、毎日新しい花が咲き変わります。ひととおり咲き終わった枝は切り戻して、常に新しい枝が出るように管理すると、秋遅くまで次々と咲き続けます。 月刊誌Q&A 花

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