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コクリュウの新芽が何かに食害を受けたような跡があるのですが、何の害虫なのでしょうか?

コクリュウの新芽が何かに食害を受けたような跡があるのですが、何の害虫なのでしょうか?

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コクリュウ(黒竜)は、ユリ科ジャノヒゲ属の一種で、葉色が漆黒に近い濃色を呈するのが特徴です。庭でよく作られている、チャボリュウノヒゲと同様、日陰地でもよく育ち、害虫や病気に害されることが少ないことでも定評の植物です。

 ご質問の食害について調べましたが、害虫が何であるかは不明です。いつごろ、どのように害を受けたのでしょうか。筆者の自宅にも一鉢のコクリュウと、カバープランツとしてチャボリュウノヒゲがあります。観察の中で両種とも虫による食害を受けた痕跡は見当たらなかったのですが、さらに注意して探したところ、コクリュウの葉に小さな半円形の欠けた個所が見つかりました。新芽はまったく正常ですが、半円の欠けは古く黒い葉で、全株の葉数40枚ほどに数カ所あり、生育には何の影響を与えるものではありません 。

 新芽のみが食害される場合、可能性としてはナメクジ類の被害が考えられます。ナメクジは夜行性で、行動を目にすることがなく、その疑いは大いにあります。夜間に懐中電灯をつけて点検し、見つけ次第、捕殺するか、ナメトックスなどナメクジやカタツムリの誘殺剤を、夕方に株の周辺に散布しておくことで防除できます。 月刊誌Q&A 花

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