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ポインセチアの下葉が黄色くなって落葉してしまいました。どうしてでしょうか?

ポインセチアの下葉が黄色くなって落葉してしまいました。どうしてでしょうか?

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ポインセチアは冬に観賞する植物ですが、耐寒性はあまり強くありません。下葉が黄色くなるのは低温によることが最も大きく、安全に育てるには、常に10℃以上の温度を保ちたいものです。低温が続くと、鮮やかな苞(赤く色づいた葉)の色もあせ、黄変した葉は落ちてしまいます。

 また、日光不足も葉を黄変させる原因の一つです。できるだけ昼間の日光に当てるとよいのですが、戸外に出すのは危険で、特に冷たい風に直接当たると傷むので避けるようにします。日光に当てるためには、窓ガラス越しの光がよく差し込む場所に置くことが大切です。ちなみに、ポインセチアの生育適温は15~25℃で、それ以上の高温を必要とするものではありません。

 家庭でポインセチアを栽培する際は、鉢植えを購入するのが一般的ですが、健全に育った株を入手したいものです。購入に際しては、次の点に注意してよい株を選びます。

 まず苞の色が赤く鮮明であることが第一で、白っぽく見えるのは温度や日光不足、苞の一部が黒ずんでいるものは肥料が多すぎたものです。緑の葉にも注目して、葉数の少ないものや、下葉が既に黄化しているものは避けます。これらの株は、いずれも栽培管理が不十分であった証拠です。また、葉の裏側を見て、コナジラミやハダニなどの害虫にも注意します。苞の色が鮮やかで、緑の葉が多く元気な株なら、安心して買い求めることができます。

 ポインセチアは、本来は水を好む植物です。しかし、温度が十分でない冬場には水やりを控えめにし、鉢土の表面が湿っている間は水を与えません。また、鉢皿に水をためて鉢土が常に湿る状態は絶対に禁物です。 月刊誌Q&A 花

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