タキイネット通販TOP > Q&A > 花に関するQ&A > 矮化剤を使ってハボタンをコンパクトに仕上げたいのですが、どのような種類の矮化剤を用いればよいでしょうか。また、使用方法を教えてください。
タキイネット通販TOP > Q&A > 花に関するQ&A > 矮化剤を使ってハボタンをコンパクトに仕上げたいのですが、どのような種類の矮化剤を用いればよいでしょうか。また、使用方法を教えてください。
花に関するQ&A

矮化剤を使ってハボタンをコンパクトに仕上げたいのですが、どのような種類の矮化剤を用いればよいでしょうか。また、使用方法を教えてください。

矮化剤を使ってハボタンをコンパクトに仕上げたいのですが、どのような種類の矮化剤を用いればよいでしょうか。また、使用方法を教えてください。

FacebookTwitterLine

ハボタンは地中海沿岸地方原産のケールを、日本で明治初期に観賞用として改良したもので、冬花壇の中心的な存在です。また、正月用として、松竹梅に次いでなくてはならない植物の1つでもあります。切り花や鉢植えとしての利用も以前から盛んですが、最近では、かつてのような仕立て方のみではなく、ミニハボタンや多頭ハボタンなどに仕立てられ、現代にマッチしたデザインの寄せ植えなどにも用途を広げています。

 ご質問の矮化剤を使ってコンパクトに作る方法ですが、矮化剤も農薬のため規制があり、ハボタンへの使用は「ビーナイン水溶剤80」と「スミセブンP液剤」が登録されています。

 通常、ハボタンは8月にタネまきをしますが、高い気温のため節間が徒長します。これを抑えるには、定植後3日目に「ビーナイン水溶剤80」の100~200倍液を茎葉に散布すると、効果が1カ月くらい続きます。また、よりコンパクトにするには、育苗期の本葉が2~4枚のころに「スミセブンP液剤」の10倍液を1株当たり2mL茎葉に散布します。なお、本剤はポット上げや定植後にも2度目の散布をすることができます。

 矮化剤を使わない方法としては、9月中旬にタネまきし、4~5号ポットに移植したのち、肥料を与えながら12月までそのまま栽培すればコンパクトな株になります。ただし、矮化剤を使用したものに比べ葉数が少なく、また、色づきが遅れる欠点があります。 月刊誌Q&A 花

ページトップへ