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花に関するQ&A

多肉植物を植え付け後、水をやって管理したところ、しばらくして根元から腐ってきました。どのように植え付ければよかったのでしょうか。

多肉植物を植え付け後、水をやって管理したところ、しばらくして根元から腐ってきました。どのように植え付ければよかったのでしょうか。

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本来、多肉植物とは植物体の地上部の一部または全体に水や養分を貯蔵し、肥厚したものをいいます。しかし、園芸上はこの中からサボテン科の植物を別格として除き、その他の科の多肉植物を総称して「多肉植物」と呼んでいます。

 そのため、一口に多肉植物といっても、系統的にも形態的にもさまざまで、性質も多岐にわたり、栽培方法もひとくくりにはできません。また、アメリカにのみ自生するサボテンとは異なり、世界各地に分布しています。

 ただし、園芸的に見て観賞価値が高く、栽培されたり流通しているものの多くはアフリカ原産です。

 ご質問の件ですが、一般的な多肉植物の栽培方法としてお答えしますと、植え付け後の水やりが原因で腐ったものと考えられます。多肉植物は体の中に多くの水分を蓄えていて、根は少なく、また、植え付ける時には砂を多く含んだ土を用います。そのため、鉢から抜いて移し替える場合、根土は崩れてほとんどの土は落ちてしまい、根に傷がつきます。水分が多いと、この傷口から病原菌が入り、次々と伝染して植物全体を腐らせてしまいます。

 植え替えるには、まず1カ月前から水をやらずに土を乾かせておき、抜き取ったら傷のついた根を切り取って植え付けます。植え付け後は1カ月ほど水を1滴も与えません。

 また、植え付け時期は湿気の多い梅雨時、気温の高すぎる盛夏、寒くなってゆく晩秋から冬は避けてください。 月刊誌Q&A 花

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