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花に関するQ&A

チューリップが咲き終わった後は、葉を切ってしまってよいですか?

チューリップが咲き終わった後は、葉を切ってしまってよいですか?

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チューリップに限らず、秋植え球根のほとんどは、春に花が咲き終わると葉がどんどん伸びてきます。そのため、うっとうしく感じて葉は邪魔もののように思われがちですが、葉には大切な役目があるのです。実は新しい球根をつくるための栄養分は、葉の行う光合成によって作られています。そのため翌年も球根を続けて使おうとすれば、葉が自然に黄色くなってくるまで葉を切り取るのは避けなければならず、花後の施肥も必要です。

 チューリップの球根の場合、古い球根はなくなり、毎年新しい球根ができて入れ替わります。しかし暖地では、花が終わってから梅雨までの期間が短く、また気温がすぐに上昇して暑くなるため、新しい球根が十分大きくなる前に葉は黄変し、次の年には花の咲かないものや花の貧弱なもの、またウイルス病に感染した球根になってしまうので、通常「チューリップの球根は一度きり」と割り切っている方が多いようです。このように、毎年新しい球根を植え付ける場合は、花が咲き終わるとかわいそうなようですが、すぐに球根ごと抜き取れば、場所が空いて別の苗を植え付けることができるので得策だと思います。 月刊誌Q&A 花

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