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野菜に関するQ&A

タマネギ‘シャルム’をタネから育てようと考えていますが、通常のタマネギとどういう違いがありますか?また注意点は?

タマネギ‘シャルム’をタネから育てようと考えていますが、通常のタマネギとどういう違いがありますか?また注意点は?

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‘シャルム’はセット栽培専用種で、太りがよく、分球しにくいうえ、耐寒性・耐病性に優れる作りやすい品種です。冬季に肉質がやわらかく多汁で辛味の少ない新タマネギが収穫できます。

 セット栽培とは2月下旬~3月上旬、苗床に播種して5月上中旬ころ直径2~2・5㎝ に太った球を抜き取り(これをセット球または子球といいます)風通しのよい所で貯蔵して、これを8月下旬に植え付けると11月下旬~12月の収穫、10月下旬に植え付けると3月下旬~4月上旬の収穫となります。

 育苗床は有機質に富んだ肥沃な排水のよい土壌で、本圃1a につき苗床5㎡に種子40mLを条まきします。浅めに覆土し十分潅水して、乾燥防止と保温のため、畝をビニールで覆い、さらにビニールトンネルをかけます。発芽したら畝を覆っていたビニールを外します。発芽後は25℃以上にならないよう注意し、夜間の外気温が10℃以上になればトンネルを外します。

 このセット球の植え方は、株間12㎝の4条植えとし、初期生育の促進を図るとともに追肥は葉勝ちにならないよう分施します。葉つきタマネギで収穫し、玉だけでなく葉も利用するとよいでしょう。 月刊誌Q&A 野菜

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