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野菜に関するQ&A

近年では夏場に高温が続くため、葉根菜類のタネまきを遅らせようと考えていますが、大丈夫でしょうか。

近年では夏場に高温が続くため、葉根菜類のタネまきを遅らせようと考えていますが、大丈夫でしょうか。

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昔から、秋野菜はタネまきが1日遅れると7~10日も収穫が遅くなるといわれます。そればかりか、ハクサイなどは結球のための葉数が不足して玉にならなかったり、菜類はトウ立ちして春には花が咲いたりします。

 しかし、高温時での早まきは病虫害の被害が大きく、収穫できなくなることもあります。

 タネ袋の裏には地域別の播種適期表が記載されています。ここに書かれた数字は、長年の経験に基づき、さらにその野菜の発芽・生育適温、熟期などの諸特性も考慮したうえで、適切な時期として決められたものです。

 最近は温暖化が問題となり、播種期を遅らせることも対応策として考えられますが、いつまくかはプロの農家にとっても頭の痛い問題です。そのため適期表に書かれた範囲の中でも遅い時期にまくように、とおすすめするのが無難なようです。

 この冬のように、長期予報に反して低温となる場合もありますので、遅まきでは寒冷紗や不織布の被覆、ポリフィルムのマルチング、ビニールトンネルなどの対応策も考慮しておきましょう。 月刊誌Q&A 野菜

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