こんなにバラエティー豊富!ナスの品種
ただ、たくさんの品種の中からどれを選べばよいか迷われる方も多いと思いますので、
それぞれのおすすめポイントをご紹介します。
ご自分が育ててみたい品種をぜひ!見つけ出してください。
長卵形ナスは全国で最も生産量が多く、
青果店や量販店などで
一般的に販売されているタイプです。
青果店や量販店などで
一般的に販売されているタイプです。
ご紹介の長ナス品種は果肉が
粗めでやわらかいので、
焼ナスなどに最適です。
粗めでやわらかいので、
焼ナスなどに最適です。
ナスの食味とそれに合う調理方法は
主に肉質で決まります。
一般的に肉質は、果実が丸く短ければ
緻密で、長くなればなるほど粗くやわらかくなります。
主に肉質で決まります。
一般的に肉質は、果実が丸く短ければ
緻密で、長くなればなるほど粗くやわらかくなります。
大丸ナスの「早生大丸」は生ではかたく緻密な肉質ですが、加熱するときめの細かい滑らかな肉質になり、ナス田楽や蒸し物に最適です。ほかの大丸ナスより早くからとれ始め多収になりますが、果実が大きくなりすぎるとつやなし果になりやすいので、潅水が不足しないよう注意します。
短めの卵形でヘタが鮮やかな緑色の「くろわし」は緻密な肉質で、加熱しても肉崩れがしにくく、オーブン料理や煮込み料理に向く米ナスです。果実は大型で、日本ナスよりつやと日もちがよいのが特長です。
濃黒紫色で曲がりが少なく、果長35〜40pにもなる「庄屋大長」は、果実内の種子の入りが少なく、普通ナスにはないやわらかさをもっています。大きくなってもかたくなりにくく、焼いた場合、ほかのどのナスよりもふっくらとした極上の焼きナスに仕上がります。耐暑性が強く、一般的な大長ナスは晩生で初期収量が少ない中、「庄屋大長」はとれ始めが1週間以上早く、初期から収量が上がります。
長卵形で果肉がごくやわらかい「みず茄」と、長めの丸型で皮が薄く歯切れのよい「SL紫水」は、どちらも浅漬けやぬか漬けに最適です。これらは甘みのある水分を果肉に豊富に含む水ナスで、家庭でも浅漬け用即席調味液で簡単に漬けることができます。果実に水分を含むので、土壌の乾燥が禁物で、やや多めの水分管理が上作のポイントです。
最近では黒皮以外のナスも出回るようになり、緑皮の「緑美」や白皮の「下町美人」など、色みの面でも楽しみの幅が広がりました。「緑美」は焼きナスにすると絶品で、また「下町美人」は炒め物や煮物に最適です。
これらのナスは、適する調理方法の幅が「千両二号」や「筑陽」ほど広くありません。けれども最適な調理法であれば、「千両二号」や「筑陽」以上の食味を引き出すことができるので、一度、家庭菜園でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
[分量] 2人分
[調理時間] 10分
[カロリー] 100kcal
◎材料
・水ナス……2個
・キュウリ……1/2本
・おろしショウガ……適量
・おろしニンニク……適量
・塩……適宜
・薄口醤油……大さじ1/2
・ゴマ油……大さじ1/2
[分量] 2人分
[調理時間] 10分
[カロリー] 720kcal
◎材料
・ナス……2本
・ミョウガ……2本
・オクラ……2本
・ナガイモ……80g
・そうめん……2束
・めんつゆ……適宜
・好みでワサビ
もしくはおろしショウガ