タマネギスパート
タマネギの極早生種は、トウ立ち(抽苔)や分球が起こりやすかったり、玉が肥大しないことがあり、安定した栽培が難しい分野でした。この課題を解決すべく品種改良に取り組み、早生性、肥大性、晩抽性を高いレベルで達成したのが‘スパート’です。
地上部の生育は旺盛で、葉折れが少なく草姿は立性です。トウ立ちや分球も少なく、病害にも比較的強く作りやすい品種です。玉は大きく揃いもよく、極早生種としては甲高に仕上がります。玉のしまりがよいため、収穫や出荷時の玉傷みも抑えられます。