ハクサイ(白菜)のおすすめ品種は?種まき~収穫のポイント解説
はじめて栽培 おすすめ品種
晴黄85
育てやすく、おいしい!
初めての方でも簡単に作れます!
栽培のここだけチェック
- ハクサイ栽培のポイントは良い苗づくりと適期適植です。
栽培のポイントにしたがって良い苗をつくり、スムーズに苗が活着できるよう適期の植え付けを行いましょう。
栽培のポイント
POINT1タネまき
7.5cmポットに「タキイたねまき培土」などの培土を9分目まで詰めます。1.5cmの深さの穴をあけ、種を1ポットに3粒まき、覆土します。たっぷり水やりを行い、風通しのよい日陰など涼しい場所に置き、発芽を促します。2~3日で発芽するので、発芽したら日の当たる場所に移します。
タネまき
POINT2育苗
本葉2枚(約2週間後)になったら、健全な株を1つ残して間引きをします。その後、本葉6枚(約5週間後)になり、根がポット全体にしっかりと張ったころが定植適期です。育苗期間中は風通しをよくし、できるだけよく光を当てることが、かたくしっかりとした苗を作るポイントです。しかし、夏場の日中は気温が高すぎて、苗に障害が発生する可能性があります。気温が高くなる9~15時の間は、遮光ネットで苗を覆い、温度上昇を防ぐとよいでしょう。
育苗
POINT3畑の準備と植え付け
肥は土とよく混ぜておきます。畑はしっかりと深く耕し、床幅約60cmの畝を作り、1条栽培するのが基本です。
株間は35~40cmとし、畝に苗の根鉢と同じ大きさの穴をあけ、根鉢を崩さないように慎重に植えましょう。根鉢が隠れるようにしっかりと土をかぶせ押さえます。定植後直ちにたっぷりと水やりし、活着するまでの約10日間は乾燥させないように様子を見ながら水やりします。
土づくり・畝立て
定植
ほどよく根が張って苗を抜いても根鉢が崩れないようであれば、定植適期です。植え付けの苗の目安は、本葉5~6枚、育苗日数が20~25日です。根が回ってしまった老化苗を定植すると、活着不良を起こしやすくなるので注意します。植え付けの深さはポットの土の面が覆われる程度の浅植えがよく、生長点に土がかかるような深植えは厳禁です。定植後は十分に水やりし、苗が活着するまでは乾燥に注意します。
POINT4追肥・中耕
1回目の追肥は、外葉が旺盛に生育する前の定植後7~10日目(活着して新しい根が伸び始めるころ)に行います。10m2当たりチッソ成分量で30g程度の速効性の化成肥料を株元に施し、その際に除草を兼ねて畝の表面を軽く耕して中耕もしておきます。2回目の追肥は、生育状況を見ながら結球が始まるころに行います。
追肥・中耕
味菜 葉菜の肥料
POINT5病害虫防除
苗から生育期間中「サンサンネット」などの防虫ネットを張ることで、ある程度害虫を防ぐことができます。発生してしまった害虫は捕殺か薬剤で防除しましょう。特に芯葉や葉の裏に隠れていることが多いので、注意して見てください。また、雨の降った後は病害が発生しやすくなります。直ちに殺菌剤を散布し防除しましょう。
害虫防除
定植後、すぐに防虫ネットなどのトンネルをかける。
POINT6結束
厳寒期に収穫する場合には、寒さ傷みを防ぐために、球頭部をひもなどでしばります。
収穫
自分好みのハクサイを作ろう
ハクサイの品種選びは芯の色と収穫期で選択!
また用途にあわせた特別品種もあるので、自分好みの品種を探してください。
人気の黄芯系
美味しくてつくりやすく、べと病に強い!晴黄シリーズ
従来タイプ白芯系
栽培適応性にすぐれる従来タイプ