目次
草花の基本を知る
花壇、プランターを彩る草花。
タネから育てると成長過程を楽しむ事ができ無事開花迎えた時は喜びも。
基本をおさえれば多くの花を楽しむ事ができますので
栽培方法のコツを把握し上手に立派なガーデンを演出してみてください。
草花の栽培ポイント
草花のタネまきの重要なポイントは温度、水、光です。
温度
草花が発芽するには温度が必要。種子袋で栽培時期をチェックしましょう。
水
タネは水を吸収して発芽します。発芽までは土を乾かさないように水やりをしましょう。
光
草花の中には光によって発芽率が変わります。光を好むものは覆土を薄目に、嫌うものは厚めにします。基本タネの大きさの2倍の深さに埋めると良いでしょう。
タネまきの基本を知る
草花のタネまきは、タネの大きさによってその方法を変える事がポイント。
大きなタネの花は直まきし、小さなタネの花は平鉢やトレイで発芽させてから移植します。
中~大粒種子のたねまき
直まき
ポットまき
小粒種子のタネまき
ポットまき
初夏まきで楽しむ草花
直まきできるオススメ草花
中~大粒種子
ヒマワリ
夏の代表花と言えばヒマワリ。実は花色や草丈、咲き方など様々な品種があります。
プランターで育てるなら草丈の低い矮性タイプがおすすめ。
肥料はほとんど必要ありませんが、葉が黄色がかる場合は液肥など追肥しましょう。
マリーゴールド
フレンチマリーゴールドとアフリカンマリーゴールドがあります。
次々と花が咲くので枯花を細めにカットするのが長く楽しむコツ。暑さで花数が減った時は草丈を半分くらにカットすると秋にまた楽しめます。
ヒャクニチソウ
暑さと乾燥にも強いので夏のガーデンに最適の草花。次々と花が咲き続け長期間花を楽しめます。
切り花に向く高性種、ガーデン、寄せ植えに向く矮性種などがあるので用途で使い分けを。咲き方も一重、八重など様々で花色も豊富ですので自分好みの品種を見つけてみてください。
コスモス
日の長さに影響されにくい夏咲き種と日長が短くなってから開花する秋咲き種があります。
場所を選ばず育てやすいですが、プランターで栽培する際は肥料、水やりをこまめに与えましょう。花を長く楽しむには時期をずらして種まきをする、開花期の違う品種を選ぶと良いでしょう。
秋まきで楽しむ草花
直まきできるオススメ草花
ネモフィラ
小さな花が株を覆いつくすように咲きます。よく分枝し横に広がりコンテナ、花壇の株間を埋めるのに適します。
スイートピー
甘く優しい香りが特徴。つる性の草姿になりますのでトレリス、フェンスに絡ませると良いでしょう。
ゴデチャ
カラフルな花色とやわらかな花弁が特徴的。花は朝から咲き始め数日後の夕方にしぼみます。
ニゲラ
特徴的な細葉とユニークな花姿が楽しめます。切り花やドライフラワーとしても人気があります。
ルピナス
壮観な花穂が美しい。ガーデンのアクセントになります。過湿を嫌うので水はけの良い土で育てましょう。
育苗でオススメの草花
ポットまき
キンセンカ
暖色カラーがガーデンを明るく彩ります。乾燥を好みますので水やりは乾いたら与える程度とします。
ストック
一般的には豪華な八重咲と清楚な一重咲が半々くらい混ざっています。甘い香りも魅力です。
小粒種子
リナリア
カラフルで小さな小花が魅力。分枝して株が張りさわやかな香りを楽しめます。
アリッサム
可愛らしい小花が低い位置でまとまるので、寄せ植えの定番花として人気があります。
金魚草
金魚を思わせる花形で甘い香りと花色の多さが魅力。草丈に合わせ切り花、コンテナで楽しめます。
パンジー・ビオラ
秋~春のガーデンに欠かせない人気花。花色、花形、多種多様なので、自分好みの品種を探すのが楽しい。