二十日ダイコン（ラディッシュ）はほかの野菜に比べて作りやすいため、家庭菜園やプランター栽培にうってつけです。ただ真夏は高温により、また梅雨時期は日照不足のため栽培が難しくなります。原因は高温期の乾燥か、密植ではないでしょうか。

　二十日ダイコンは一般のダイコンと同じく、根の部分を肥大させなければなりませんので、間引いて、間隔を３～４㎝と十分に取り、風通しをよくし、葉に光を当てるようにします。

　また、土が乾くと肥大が悪くなりますので、播種後～発芽は乾燥させないように注意します。その後は生育前半（この時期に軸が割れて玉になり始める）までは乾燥しないようにし、葉の茂ってくる後半はやや乾燥ぎみに管理します。

　なお、長く土中に置くとスが入ったり、裂根したりするので穫り遅れのないように注意しましょう。