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野菜に関するQ&A

キュウリのつるの仕立て方のポイントを教えてください。

キュウリのつるの仕立て方のポイントを教えてください。

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キュウリのつるは旺盛に伸びるほど良果多収となります。しかし茂りすぎると着果は多くても不良果がたくさん発生します。元気な枝をほどよい茂りに保つには子づるや孫づるを適度に摘芯しなければなりません。

 家庭菜園では、次の2つの仕立て方がよいと思います。どちらも枝数は増えますので株間を50㎝以上に植えておき、後半の茂りすぎに備えます。

①主枝1本仕立て

 主枝は手が届く高さで生長点を適芯します。側枝は最下部の5~6節分はすべて取り除き、そこから上部は子づる孫づるともに二葉(2節)を残して適芯します。

②主枝と側枝2本の計3本仕立て

 下部の強い側枝を選んで伸ばし、主枝と合わせて3本仕立てとします。3本の枝から発生してくる側枝は二葉を残して適芯しますが、上部の側枝は発生がやや弱いので適芯せず伸ばします。

 ①はきっちりと手をかける方法、②はあまり手をかけられない場合によいでしょう。仕立て方に加えて大切なことは、古くなり固くなった葉を間引き光を取り込み、風通しよくすることと、後半に水と肥料を十分与えることです。 月刊誌Q&A 野菜