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野菜に関するQ&A

インゲンの発芽が悪いのですが、どのような原因が考えられるでしょうか。

インゲンの発芽が悪いのですが、どのような原因が考えられるでしょうか。

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発芽不良の原因は播種する時期によって異なることがあります。春まきでは多くの方が4~5月に播種しますが、早い時期ほど低温が原因の発芽不良が起きやすくなります。畑の土の温度を確保するためには霜の心配がなくなってから播種することと、畝にマルチングを施して播種することをおすすめします。

 次に播種時期に関連しない発芽不良の原因を2つ解説します。

① 土の乾燥…播種時に潅水しても、その後タネが十分吸水しないうちに土が乾いてしまうと発芽しません。播種したらその上に敷きわらをし、3日目ごろから乾燥していないかを確かめ、乾燥していたら潅水をしましょう。

② 土の湿りすぎ…播種後3日以上経っても土がベトベトした過湿状態が続くと呼吸困難の状態となり、タネが腐敗したようにやわらかくなり発芽しません。畑の土づくりや周囲の排水に気をつけましょう。

 さらにマメ類は連作を嫌うので、植え付け場所にも注意が必要です。畑への直接播種でどうしても上手に発芽しないようなら、タキイの育苗培土を使ったポット育苗をおすすめします。 月刊誌Q&A 野菜