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野菜に関するQ&A

西洋カボチャと日本カボチャはどう違うのですか。

西洋カボチャと日本カボチャはどう違うのですか。

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西洋カボチャは外国から導入し、改良して昭和30年代後半から急速に普及した種類です。それに対し日本カボチャは古くから作られている日本の在来種といえるでしょう。

 西洋カボチャの代表的な品種はタキイ交配の‘えびす’です。甘みが強く大変食味のよいカボチャで、現在日本で食べられている90%以上が‘えびす’カボチャの親類といってもよいでしょう。果肉の黄色味が強く栄養価が高くていろいろな料理に利用できます。

 日本カボチャは長い歳月を経て日本の環境や気候の中で育った種類です。代表的な品種は‘はやと’や‘平安小菊’です。平均果重は700~800g と小型で、現在は家庭での利用は少なくなりましたが、味をよくしみ込ませる日本料理に適しています。

 栽培面ではどちらも容易に栽培できますが、日本種はやや枝数が多く発生し、着果数が多いようです。 月刊誌Q&A 野菜