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野菜に関するQ&A

ミズナを春先に収穫するためには、どのような管理を行えばよいでしょうか。

ミズナを春先に収穫するためには、どのような管理を行えばよいでしょうか。

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ミズナの生育適温は15~25℃で冷涼な気候を好み、秋から冬が栽培適期です。カロテン、ビタミンC、カルシウムおよび鉄分を豊富に含む健康野菜で、最近ではサラダ人気から周年にわたり小株どり栽培が行われています。特にその香りとシャキッとした歯ごたえは漬物や鍋物にぴったりです。

 冬~春どりでは、低温に感応してトウ立ちするのでハウスやトンネルを利用します。播種後は不織布をベタがけして保温し、生育促進をはかり、収穫遅れとならないよう若どりします。

 栽培にあたっては播種の2週間前までに石灰を施し、よく耕しておきます。播種前に畝全体に堆肥や油かす、肥料を施してよく混ぜ込み、幅90㎝ ほどの畝を立てます。小株どりでは3条のまき溝をつけ、株間15 ~20㎝間隔に4~5粒点まきし、本葉4~5枚までに随時間引き、1本立ちにします。乾燥させないように適宜、水やり、液肥などの追肥をします。若どりでは草丈25㎝ のころに収穫します。 月刊誌Q&A 野菜